健全で気高い雰囲気をもつシー・ズーですが、友好的な性格で愛情深く、子供とも上手に付き合うことが出来ます。

 

シー・ズー 早わかりガイド
The Shih Tzu Dog Breed

シー・ズーの流れるような長い被毛を維持するには、毎日のケアが欠かせないことを覚悟しておく必要があります。

知っておくこと:

活発度: 普通
寿命: 11〜14歳
繁殖目的: 愛玩犬
毛質: 長く、密であるが、カーリーではない。下毛が豊富である。

毛色: あらゆる毛色が許容される
グルーミングの必要性: 高
飼養頭数: 多い

 

多くのトイ犬種と同様に、シー・ズーは10ヵ月ほどで成犬サイズに達します。

通常、体長は体高よりやや長く、しっかりとした体格と大きめの頭をしています。マズルは短く、わずかにアンダーショットという咬合をしている犬もいます。1頭は丸く、大きな目をしています。尾は背中の上にくるりと巻き上がっています。

まっすぐに伸びた長く豊かな被毛で覆われています。この犬のコートのケアには手間をかける必要があり、とくに地面に届くほど長く伸ばしている場合は、日常的にコートのラッピングが必要です。あらゆる毛色が認められています。

性格:

シー・ズーは快活でハッピーな性格で知られています。活発で人なつこい犬です。どのような年齢の人とも相性がよく、他の犬や、犬以外のペットとも仲良くやっていけます。まれに我慢がきかない犬もいますが、多くはとても愛らしい性格です。

噛み癖はあまりありませんが、欲求が通らないと吠え続ける犬もいます。一般的にはひざの上でも公園の散歩でも、人と一緒にいるのが大好きです。

飼育上の注意:

飼いやすい犬ですが、太りやすい体質で、おやつを与えすぎるとすぐに肥満になります。毎日長時間の散歩は必要ありませんが、歩くのは好きなので、散歩をすることで肥満予防を心がけましょう。短頭種のため、暑さにはとくに注意が必要です。暑い時期の散歩や、室内でも温度管理には注意して熱中症にならないようにしましょう

シー・ズーの長くて豊富な被毛は飼い主の悩みの種にもなってしまうこともあります。そのためケアが簡単になるよう、年間を通して、見た目も可愛いショートカットにする飼い主が多くいます。長く流れるような被毛をキープしたい場合は、ケアに相当の時間がかかることを覚悟しなくてはなりません。毛玉ができないようシャンプー等のケアを頻繁に行い、毎日のブラッシングで被毛に絡んだ異物を取り除く必要があります。ブラッシングを怠ると1日でも毛玉ができてしまいます。

また、一般的に皮脂が豊富な体質のために、高温多湿の環境では皮膚炎になりやすい傾向があります。こまめに全体をチェックして、ケアを欠かさずに行いましょう。

シー・ズーは人と一緒に過ごすことが大好きです。ただししつけの仕方次第では、甘えん坊になってしまうので、メリハリのあるトレーニングを心がけましょう。注目を浴びることができるのであれば、しつけやトリックも喜んで覚えます。子供に対しては早期のうちに慣れさせる必要がありますが、年齢を問わずさまざまな人とうまくやっていくことができます。番犬としては期待しないようにしましょう。泥棒でも愛想よく迎えるようなところがあります。

歴史:

シー・ズーはおそらく7世紀頃のチベットで誕生し、当時は単にもっとも小型のラサ・アプソだったのではないかと考えられています。中国の皇帝に献上され、今日認められる犬種になっていきました。愛好家の間では、小型のラサ・アプソにペキニーズをかけ合わせて短頭種化したのではないかと推測されています。シー・ズーは中国語で「獅子狗」を意味し、神の使者として神聖視されていました。

中国の皇族がシー・ズーの飼育繁殖を行ない、イギリスが中国に進出した際にイギリスへ伝えられ、その後アメリカへと伝えられました。

この可愛らしい犬の用途が愛玩犬であったことは誰の目にも明らかでしょう。最初から愉快なコンパニオンとなることがシー・ズーの役割だったと考えられています。

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