ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

知性にあふれる行動と、表情豊かな愛らしいウェルシュ・コーギーの顔立ちは、さまざまな家族に愛されています。とても活発なので、定期的に運動をさせてあげることを忘れずに。
サイズ
体重
雄 11~12kg
雌 11~12kg
体高
雄 30cm
雌 25cm
被毛
長さ
短毛
ケア
運動量
1日20~40分
エネルギー
平均的
要求
High
特性
鳴き声
いびき
よだれ
抜け毛
社会性
社会性
原産国:イギリス
この犬種について
知性にあふれる行動と、表情豊かな愛らしいウェルシュ・コーギーの顔立ちは、さまざまな家族に愛されています。とても活発なので、定期的に運動をさせてあげることを忘れずに。
性格
コーギーは、好奇心旺盛で活発 ウェルシュ・コーギーの性格を一言で言うなら、とても陽気で活発です。利発で物覚えもよく、好奇心も旺盛のため、子犬時代のしつけがとても重要です。ひとつひとつ段階を追って、犬自身が学習をしていくように導いてあげるのが、コーギーを上手にしつけるコツです。しつけの方法がブレてしまうと、コーギーは頭がいいだけに、学んだ事柄に疑問を持ってしまいます。コーギーのしつけに成功すれば、想像を超えた素晴らしい家族の一員になってくれます。 コーギーは、優しくて飼い主に忠実 牧羊犬として活躍した歴史もあるウェルシュ・コーギーは、飼い主にとても忠実なことで知られています。
知っておくべきこと
コーギーに十分な運動機会を与える 小型犬の中でも、牧場暮らしで牧畜犬の歴史を持つウェルシュ・コーギーには、たくさんの運動が不可欠です。理想としては、毎日30分以上、屋外での運動をさせてあげたいものですが、それが無理であれば、定期的にドッグランなどで思う存分走らせてあげる必要があります。小さな体で中型犬に混じって、ドッグスポーツに取り組んでいるコーギーもたくさんいます。コーギーは負けず嫌いの性格をしていますから、ドッグスポーツで好成績を納めています。適度な運動と達成感は精神的にも好影響を及ぼしますので、コーギーとの暮らしもより円満になります。 コーギーのこまめなお手入れ ウェルシュ・コーギーの被毛は、非常に厚いダブルコートです。短毛といえども、最低でも1週間に一回程度のブラッシングが必要です。また、定期的にシャンプーをすることによって、フケを除去して、コーギーのつややかな被毛を保つことができます。フケが異常に多いと感じたら、コーギーが皮膚疾患やストレスを抱えていることも考えられますので、獣医師に相談しましょう。 ウェルシュ・コーギーの健康管理で気をつけること コーギーの体重 ウェルシュ・コーギーは、食欲旺盛なために、太りやすく肥満になりがちです。コーギーのまるっとしたその体型はとても愛らしいものですが、そのために腰や関節に負担がかかる病気にはとくに注意が必要です。肥満は、コーギーにとって、もっとも避けなければならないものです。 コーギーの歩き方 さらに、ウェルシュ・コーギーという犬種では、変性性脊髄症という脊髄の病気が、欧米だけでなく国内でも問題となっています。椎間板ヘルニア同様に、歩行困難になってしまう病気で、遺伝的な素因が原因といわれています。 いずれの場合も、ふらつくなど、コーギーの歩き方が不自然になる症状が見られます。日常的な歩様チェックによってなるべく初期の段階で気づき獣医師に相談しましょう。 ウェルシュ・コーギーとの出会い方(飼う方法) ウェルシュ・コーギーは、ペットショップで見つけるのが一般的です。もし血統書付きが欲しいという場合はブリーダーから飼うという選択肢もあります。血統書付きの犬同士で繁殖しているので少し値段も高いことが多いです。また、里親になるという選択肢もあります。犬自体の料金はかかりませんが、ワクチンなどの諸経費を支払うこともあります。 ウェルシュ・コーギーが気になる方へ ウェルシュ・コーギーは、魅力的なルックスだけでなく、活発で優しく忠誠心の強い性格を持ちます。コーギーを家族に迎えれば日々の暮らしをより明るく、豊かにしてくれるでしょう。ただし、他の犬種同様に子犬期のしつけは重要です。また、コーギーの健康管理もしっかりと行うようにして、コーギー自身も幸せに、健やかに暮らせるようにしましょう。
歴史
ウェルシュ・コーギーは、主にイギリス、ウェールズのペンブロークシャー地方で飼育されていました。当時は牧場で、牛たちを追うのがコーギーの仕事でした。 その追い方は家畜のかかとを噛む方法で、牧畜犬の中でも『ヒーラー』と呼ばれています。同じ、ウェールズ地方の牧畜犬ウェルシュ・コーギー・カーディガンよりは新しい犬種ですが、発生をたどると、1107年までさかのぼることができます。 フランドル地方の職工たちによって、ウェールズ地方に入ってきたとも、スウェーデンからヴァイキングによってもたらされたともいわれています。ヘンリー二世(1133〜1189)の時代から、現代に至るまで、ウェルシュ・コーギーはイギリス王室の人々に愛され、『王室の犬』とも呼ばれています。