あなたの愛犬は太り過ぎていませんか? 肥満を軽く考えてはいけません

 

日本では、飼い犬の4匹に1匹が過体重*、または肥満であることをご存知ですか?体重の増加は時間をかけて徐々に起こるため、見過ごされてしまいがちです。そのため、愛犬の過体重に気づかないことも多いのです。

わずかなぜい肉がついても、なかなか気がつきません。しかし、そのわずかなぜい肉が、全身ではかなりの量になります。肥満は深刻な健康問題を引き起こす恐れがあります。

*「平成19年 犬猫飼育率全国調査」一般社団法人ペットフード協会

 

なぜ過体重が問題なのですか?

 

愛犬が1~2キロ太ったことに気づいたとしても、それが健康にどれほど影響があるか考えることはないかもしれません。しかしたった20%の体重増加で、糖尿病、骨関節炎、尿路結石、心臓病といった深刻な健康問題を引き起こすリスクが高まってしまいます。

しかも過体重は、健康や幸福、生活の質に悪影響を与えるだけではなく、適正体重の犬たちと比べて著しく寿命を縮めてしまう可能性があります。

 

体重は適正ですか?

 

 

あなたの愛犬は太ってはなく、毎日の生活も健康そのものに見えているかもしれません。しかし適正体重は大きさや犬種によって異なります。獣医師に相談すれば、愛犬の適正体重を教えてくれるでしょう。また適正体重を維持できているかどうか自分で調べることもできます。脇腹に手を当ててみてください。肋骨の感触が分かりにくい、さらにはまったくわからない場合は、過体重である可能性が高いといえます。

他にも、次のような兆候があります。

  • 腰のくびれがはっきりしない
  • 首輪がきつくなった
  • 歩行が困難
  • 動きが遅い
  • 息切れする
  • 怒りっぽい
  • よく眠るようになった

 

体重が増える原因

 

体重増加は、体脂肪が増加した結果です。この原因の多くは食べ過ぎです。さらに運動不足が重なっている場合もあります。もちろん、他の原因も考えられます。

 

加齢

高齢になるほど活動が鈍くなり、必要カロリーが減少します。健康のために、栄養を年齢に合わせて調整することが重要になります。

犬種

体重が増えやすい犬種があります。

避妊・去勢手術

手術によって基礎代謝と必要カロリーが低下することが、臨床研究によってわかっています。

内科疾患

ごくまれに、体重の増加が、特別な治療を要する内科疾患に関連していることがあります。

食事の与えすぎ

無制限に食事が食べられる環境にあると、当然のことながら必要以上に食べてしまいます。これには家族の食事をあげることも含まれます。

食べ過ぎ

多くの市販フードには塩分と脂肪分が加えられていますが、これは味を良くする一方で、暴食の原因にもなります。

 

愛犬と一緒に運動

 

健康的な減量には、適切な栄養を与えるだけでなく、定期的に運動させることも重要です。飼い主と愛犬が一緒に楽しめる運動をいくつかご紹介します。

愛犬とのパワーウォーク

 

リードを付けて散歩に連れ出します。その散歩の間、あなたの心拍数が上がるように、ジョギング、ランニングまたはハイステッピング(もも上げ歩き)を一定時間交互に行いましょう。このような散歩ならば、あなたと愛犬はともにカロリーを消費できます。

愛犬とのスクワット遊び

 

両足を肩幅に開いて、スクワットの準備をします。しゃがみこむときに、お気に入りのおもちゃで犬をコツンと叩きます。立ち上がるときに、そのおもちゃを自分の頭の上まで持ち上げ、それを追ってジャンプするように仕向けます。この遊びは家の中でも外でも行えます。

愛犬との鬼ごっこ

 

近くのドッグラン、庭、あるいは家の中などで、子供の頃に友達としたように愛犬と鬼ごっこをします。犬があなたを追いかけることは、両方にとって、良い有酸素運動になります。

減量に適したドッグフードを選ぶ

 

毎日食べている食事は、健康と体調に直接影響します。バランスのとれた食事は、活動的で健康的なライフスタイルに不可欠です。ただし、ドッグフード、おやつ、人間の食べ物の食べ過ぎは、太る原因になります。

過体重の対策としては、適切な栄養が非常に重要な役割を果たします。減量と健康的で活動的な生活の維持両方に役立つ体重管理用フードについて、獣医師に相談してみてください。

 

 

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太り過ぎのわんちゃんのために

 

愛犬を適正体重に戻すために、飼い主としてできることを学びましょう。総合栄養食もご紹介します。

 

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