ポンスキー

ポンスキー

意外な組み合わせのデザイナーズドッグ。ポンスキーとは、ポメラニアンとシベリアンハスキーを交配して誕生したミックス犬のことをいいます。
サイズ
体重
雄 9~14kg
雌 9~14kg
体高
雄 25~38cm
雌 25~38cm
被毛
長さ
短毛~長毛
ケア
運動量
1日60分
エネルギー
高め
寿命
13~15年
要求
High
特性
鳴き声
いびき
よだれ
抜け毛
社会性
社会性
この犬種について
意外な組み合わせのデザイナーズドッグ。ポンスキーとは、ポメラニアンとシベリアンハスキーを交配して誕生したミックス犬のことをいいます。
性格
ポンスキーは、活発で愛情深く忠誠心が強い ポンスキーは遊び好きで活発な一方、家族に優しく愛情深い性格の持ち主です。忠誠心が強く、特定の一人を主人とみなすこともありますが、家族全員と良好な関係を築けるでしょう。しかし、小さな子どもがポンスキーと接するときには、保護者が付き添うことも大切です。 ポンスキーは、頑固で意地っ張りかも ポメラニアンもシベリアン・ハスキーも頑固で意地っ張りなところがあるため、それらのミックスであるポンスキーもしつけやトレーニングに手こずるかもしれません。犬の飼育経験があり、リーダーシップを発揮できる人に向いている犬種です。
知っておくべきこと
ポンスキーの運動 小さくてもエネルギッシュなポンスキーには、毎日の散歩とは別に1時間程度の運動や遊びが必要です。たとえば定期的に貸し切りドッグランに行って家族で遊べば、体力の発散に加えて関係づくりにも役立ちます。室内では知育玩具を取り入れるのも良い方法です。知力と集中力を使って食べ物を得るためのオモチャで、犬の本能を満たす工夫が施されています。 ポンスキーのしつけ キャンキャン鳴くポメラニアンと、おしゃべりなシベリアン・ハスキーの特徴を併せ持ち、ポンスキーも比較的吠えやすい傾向があります。吠えるたびにかまっていると要求吠えがエスカレートしていき、ご近所トラブルに発展する可能性もあります。子犬のころから落ち着かせるしつけを心がけましょう。ポンスキーは独特の頑固さがあるため、これまでしつけをしたことがない方は、ドッグトレーナーに相談することをおすすめします。 ポンスキーの手入れ ポメラニアン寄りのポンスキーはやや長毛になり、シベリアン・ハスキー寄りのタイプはやや短毛になります。どちらも一年を通して抜け毛が多い傾向にあり、毎日のブラッシングはポンスキーに必須です。特に春から初夏にかけての換毛期に増えるため、被毛の健康を保つために抜け毛をしっかり取り除くことが重要です。 ポンスキーの健康管理 被毛に加え、ポンスキーの歯の健康管理はとても重要です。ポンスキーは、歯のトラブルが起きやすいため、歯磨きも欠かさず行いましょう。関節疾患や呼吸器疾患のリスクを抱えていることもあるので、日頃からポンスキーの健康チェックを心がけるようにしてください。 ポンスキーとの出会い方(飼う方法) ポンスキーは、ペットショップで見つけるのが一般的です。もし血統書付きが欲しいという場合はブリーダーから飼うという選択肢もあります。血統書付きの犬同士で繁殖しているので少し値段も高いことが多いです。また、里親になるという選択肢もあります。犬自体の料金はかかりませんが、ワクチンなどの諸経費を支払うこともあります。 ポンスキーが気になる方へ ポンスキーは、しつけの難しさや毎日のブラッシングが必要になるなど、はじめて犬を飼う人にとっては難しい犬種かもしれません。しかし、ポメラニアンとシベリアン・ハスキーのミックスだからこその魅力的な容姿は唯一無二です。愛情深く、家族と良好な関係を築くことができますので、しつけ、ブラッシングなどの大変な側面も受け入れられるという場合は、新たな家族の一員として検討してみてはいかがでしょうか。
歴史
ポンスキーは、2011年のインターネットの情報がきっかけで誕生しました。フィニッシュ・ラップ・ドッグ(フィンランド原産の犬種)の子犬の画像が「ポメラニアンとシベリアン・ハスキーのミックス犬」としてSNSに投稿され、その愛らしい容姿に魅力を感じた多くの人によって急速に拡散されたのです。それまで存在しなかったポンスキーという犬種を求める声が高まり、熱心なブリーダーがポメラニアンとシベリアン・ハスキーの特徴を受け継ぐデザイナーズドッグの実現に乗り出しました。とはいえ、サイズが違う犬同士の自然交配は危険なので、人工授精によって誕生させることになります。現在はブリーダーをはじめ愛好家が国際ポンスキー協会を設立し、犬種標準を定めて健康な犬を生み出す努力を続けています。