1. アメリカンボブテイルの特徴

■体重
オス:4〜7kg
メス:3〜5kg
■目の色
グリーン、ヘーゼル、イエロー、ゴールド、オレンジ、カッパ、サファイヤブルー、ブルー、アクアなど
■寿命
12~15年超
■被毛
長さ:短毛または長毛
特性:カールまたはストレート
色:ブラック、レッド、チョコレート、ライラック、ブルー、フォーン、シナモン、クリーム、ホワイト
特性:被毛の種類も多く、ダブルコートの猫種です。様々な猫種と交配された経緯があるためこれらすべての毛色が認められています
■原産国
アメリカ
アメリカンボブテイルの性格
大きい体の見た目と異なり、アメリカンボブテイルは穏やかで社交的な性格をしています。好奇心旺盛で知的な遊びも一緒にできます。
とても温厚なので小さなお子さんのいるご家族や多頭飼いにも適している猫種です。
アメリカンボブテイルと暮らす
温厚で活発なアメリカンボブテイルの飼い方のポイントについて。
原則室内飼い
活発な性格に関連して、とても冒険心が強い品種です。一度外に出てしまったりすると家に戻ってこなくなる可能性もあります。飼う場合は原則室内、そして外に通じる箇所の戸締りはしっかりと行いましょう。
運動不足にならないようにする
運動量が多い猫種のため、毎日数十分はおもちゃ等で遊んであげましょう。キャットタワーを用意してあげるのも良いでしょう。
コミュニケーションをしっかりとる
温厚な性格ではあるものの寂しがりやなアメリカンボブテイルは留守番が多かったり、遊んでもらえないとストレスを溜め込むこともあるのでしっかりとコミュニケーションをとりましょう。
食事管理と肥満ケア
アメリカンボブテイルは食欲が旺盛なので、肥満には注意が必要です。栄養バランスの良い適切な食事を心がけ、おやつのあげすぎなど注意しましょう。
定期的な被毛ケア
アメリカンボブテイルは、ダブルコートで抜け毛が多い猫種です。換毛期は夏と秋で特に抜け毛が多くなります。その為、ブラッシングは週1~2回など定期的に行ってください。
室内で運動できるスペースを確保でき、運動も含めて猫とのコミュニケーションを楽しめるような方に適した猫種と言えます。また人や他の動物との相性も良い品種なので、新たな家族として迎え入れることを検討してみてはいかがでしょうか。
アメリカンボブテイルがかかりやすい病気
アメリカンボブテイルは特定の遺伝性疾患が発症する可能性は低いですが、一般的な猫と同様に下記のような病気には注意が必要です。病気にならないように定期的に獣医師さんに診てもらいましょう。
- 尿路結石症:尿路に結石ができてしまう病気。
- 腎不全:腎臓が機能不全に陥った状態。
- 膀胱炎:膀胱が炎症を起こしている状態。
アメリカンボブテイルの歴史
アメリカンボブテイルは、国際猫協会TICAから公認を受けたのが1989年と比較的新しい品種です。1960年代にアメリカの夫妻が短いしっぽの猫を発見し交配させたことが原点といわれています。
1970年代からブリーダーたちによる猫種確立の動きが活発となり、1980年代になると繁殖家リーハ・エヴァンスが異系交配や異種交配を行い、多くの遺伝子を採り入れることで健康な猫種となり、1989年に国際猫協会TICAからの公認を受けるに至っています。
アメリカンボブテイルにおすすめのペットフードは?
アメリカンボブテイルにおすすめなのは、
免疫力、消化、引き締まった筋肉や美しい被毛を健康的にサポートする
ヒルズ サイエンス・ダイエット アダルト 1~6歳 成猫用 まぐろ
ヒルズ サイエンス・ダイエット アダルト 1~6歳 成猫用 チキン
Contributor Bio

高橋智司
編集責任者: 高橋智司
アソシエイト ディレクター、獣医師
プロフェッショナル獣医学術部
日本ヒルズ・コルゲート株式会社