【動物病院・専門店限定】独自の研究を重ねた果物や野菜、ビタミン等のブレンド「エイジングケアテクノロジー」が、脳の健康を維持し、毎日の活力をサポート
免疫力、消化、引き締まった筋肉や美しい被毛を健康的にサポート
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一部の長毛種の猫を除いて、一般的に猫は寒いのは苦手です。実際に、気温が下がってくると猫では増えたり悪化したりする病気があって、体調を崩しやすいと言えるでしょう。猫にも夏毛や冬毛といった被毛の生え変わりがあり、環境の変化に耐えられるような自然の仕組みはあるものの、できるだけ体調を崩さずに、快適な暮らしを送らせてあげたいものです。
室内で暮らしている場合は、外にいる猫ほど気温の影響を受けることはないですが、それでもそれぞれの居住環境や猫の年齢など、さまざまな状況に合わせて寒さ対策を行うことは、猫の健康維持に大いに役立ちます。
気温が下がりはじめると、当然のことながら屋内でも肌寒い温度になることがあります。今では、飼われている猫の多くが室内で暮らしていますが、人間が肌寒い、と感じる環境は猫にとっても寒いと思ってよいでしょう。
猫がどのくらいまでの低温に耐えられるのかは、さまざまな因子に影響されます。たとえば、多頭であれば体を寄せ合って暖がとれますし、子猫あるいは高齢の猫では、低温に対して非常に敏感です。そのほか体格や筋肉量、被毛の状態なども影響します。個々の状況に合わせて、寒さを感じずに快適に過ごせる環境を工夫してあげたいところです。

それでは、快適な環境を準備するためのチェックポイントをご紹介します。
日向ぼっこが好きな猫ちゃんは、冬になると、特に隙間風が入る窓辺では、あまり暖かくないと感じているかもしれません。窓の近くの寝床や棚でくつろぐのが好きな猫ちゃんには、防寒対策として毛布を準備してあげましょう。また、窓から離れた居心地の良い場所も考慮してあげてください。
暖かい空気は上昇します。人間にとっては快適な室内でも、足元の床付近は低温になっています。猫の寝床が床の場合には、冬はその位置を高くすることを検討してみてください。ただし、高齢だったり、関節に痛みがある場合には、あまり高さがあるのはよくありません。そんなときは、寝床にたどりつきやすいように、キャットウォークや階段を何段か設置すると良いでしょう。
高齢の猫では関節炎を患っていることも多く、寒い時期になるとより症状が出やすくなります。動きがなんとなく鈍い、ジャンプするのをためらう、トイレをしにくそう、などの様子に気づいたら、獣医師の診察を受けてください。治療と併せて環境の整備についてもアドバイスしてもらいましょう。シニア猫の関節炎や関節のこわばりに役立つ製品も多く市販されているので、こういったものを利用してみるのもよいでしょう。
エアコンなどの暖房器具のほか、電気毛布、ペット用のヒーターなどが利用できます。エアコン以外の暖房器具、そのほかペットに直接触れるものの場合には火事や低温やけどなどのリスクがあるため、基本は飼い主さんがいるときに使用するようにしましょう。熱くなり過ぎないように定期的にチェックするようにしてください。
子猫は生後1年以内にワクチン接種のために複数回の通院が必要になる場合があります。成猫は一般的に年に1回の検診が効果的ですが、高齢猫や特別なケアが必要な猫はより頻繁な検診が必要になる場合があります。
屋外は想像通り過酷な環境です。冬毛に生え変わっていても、若くて健康で体格がよい、といったような条件が揃っていない限り、冬の寒さを耐えうるのは厳しいでしょう。状況にもよりますが、猫が冬を乗り切るには、人間の手助けが必要です。
暖かく保つためには、まず、濡れないことが絶対条件です。気温が氷点下のとき、または冷たい暴風雨や雪の日は、できるだけ猫を屋内に入れてあげてください。ガレージや納屋、囲いのあるポーチなど、猫が濡れずにすむ屋内スペースにアクセスできるようにして、そこに猫が入れるようなハウスや断熱材を入れた箱を設置してあげてください。ただし、猫を無理強いしていけません。猫が自らの行動でできるところまでをサポートするようにしてあげます。猫に無理やり何かをしようとすると、人間も猫もケガをするリスクがあります。
外の猫を非難させられるような屋内スペースがない場合の手段もご紹介しておきます。
発泡スチロールの箱を再利用して、わらなどを敷けば良いベッドになります。外に置くので、湿気を吸いやすい性質のものは避けたほうが良いでしょう。雨や風がしのげるように、防水加工されているタイプの外猫用のハウスも市販されています。
ハウスの出入り口を、その時期の風が吹いてくる方向(たいてい北または西)から外れるように配置してください。Alley Cat Advocates*¹ は、外猫の保護シェルター(外猫用ハウス)の作り方について、さらに多くの役立つ情報を提供しています。
雪や氷は冷気を放散するので、ハウスの周囲からこれらをシャベルでかきのけるか取り除きます。ペットに安全な融雪剤を周辺に撒くのもいいでしょう。
外にいる猫たちのために、居場所を確保してあげることのほか、寒い時期にはまだほかにしてあげられることがあります。
猫は、暖かさを求めて、車の下や内部に潜り込むことがあります。そのまま発進させることは非常に危険です。寒い時期に車に乗り込むときは、必ずボンネットをたたいて音を立てることを習慣にしてください。
車や暖房機器などに使用されている不凍液は、人間を含め犬や猫にも有毒で、誤って摂取した場合に中毒を起こします。この不凍液がこぼれていたりすると、外にいる猫では、喉が渇いているときに近くに飲み水がないといったときに、舐めてしまう可能性も考えられます。周辺に不凍液がこぼれていないか、忘れずにチェックしてください。
外の猫にも飲み水が必要です。気温がそれほど低くなければ、頻繁に水を取り替えればOKですが、気温が低い場合には水が凍らないように加温ボウルなどを使うのもよいでしょう。フードについても、特にウェットフードは頻繁にチェックするようにしてください。
刺激の多い屋外にいる猫を、たとえ寒さが理由だとしても室内に保護した場合に、外に出たがって鳴きやまない、あるいは隠れて出てこない、などの困りごとが起こることはよくあります。猫にしてみたら、不安や要求、あるいは退屈など、さまざまな感情なのでしょう。そういった感情を少しでも和らげ、室内の環境でも満足できるように、1対1で遊ぶ時間を十分に取って、猫を楽しませるように心がけてください。オハイオ州立大学獣医学部*² は、猫との遊びがもつ重要な意味や、上手に遊ぶためのポイントを紹介しています。
人間は寒ければ着こむなどすることができますが、猫はそういうわけにはいきません。猫は寒がりなことを常に意識して、猫にとって心地よい環境になっているかどうかチェックしてみてくださいね。
参照先:
*1 https://alleycatadvocates.org/creating-winter-shelters/
*2 https://indoorpet.osu.edu/cats/problem-solving/increasing-activity
カレン・ルイス博士は、セントルイス近郊で動物にとってストレスの少ない動物病院を経営しています。犬や猫が最高の生活を送れるようサポートする傍ら、ブログ「VetChick.com」を運営し、受賞歴のある自然写真家としても活躍しています。
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