成猫はいつから?子猫の体重はどれくらい増える?

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子猫はいつまでなの?

猫のライフステージは、キトン(0〜6ヶ月)、ジュニア(7ヶ月〜2歳)、プライム(3歳〜6歳)、マチュア(7歳〜10歳)、シニア(11歳〜14歳)、ジェリアトリック(15歳〜20歳)の6つに分けられています。つまり、子猫と見なされるのは、生後6ヶ月までとなります。

成猫とは?

何をもって成猫と定義するかご存知でしょうか?成猫とは、身体的にも、性的にも猫が成熟する段階を指します。この段階まできたら、大人の猫、つまり成猫として見なされます。

成猫は何歳から?

通常、猫は1歳を目安として成猫と見なされることが一般的です。ただし、品種によって成熟するまでの期間が異なることがあります。

成猫になるまでの子猫の成長過程

成猫と見なされる1歳に至るまでに、子猫はどのような成長を見せてくれるのか見ていきましょう。

生後8日目の子猫

一般的に雄の方が雌よりも成長が早く、大きくなります。生まれたての子猫は、目も見えず、耳も聞こえませんが、母猫のおっぱいを探し当ててすぐにミルクを飲み始めます。 子猫の目が開くのは、だいたい生後8日前後です。しかし子猫の成長スピードには個体差があり、同胎でもすぐに目が開く子猫と、なかなか目が開かない子猫がいます。生後15日を過ぎても目が開かない場合は、動物病院に連れて行きましょう。

生後3週目の子猫

生後3週目を過ぎた頃から、子猫の乳歯が生え始めます。また、この頃から子猫が自力で歩き始めます。よちよち歩きがかわいい時期です。そして、ひとりで排泄もできるようになります。

生後4~5週目の子猫

生後4~5週目にもなると、子猫は狩りのまねごとを始めます。遊びが活発化するのは、この頃からです。さまざまな遊びを通じ、子猫は狩りの達人に成長していきます。

生後6〜8週目の子猫

生後6〜8週目には猫特有の高い運動能力を発揮しはじめ、この好奇心旺盛な時期に社会化をはじめるのが良いです。

生後9〜12週目の子猫

生後9〜12週目で授乳を続けつつですが、固定食を食べれるようになります。

生後3〜6ヶ月の子猫

生後3〜6ヶ月で離乳と社会化の完了とともに避妊、去勢手術が可能な時期になります。 こうして各段階を経て、生後1年で成猫になっていきます。

子猫が成猫になるまでの体重変化

ミルクを十分に飲み、順調に成長する子猫は1日に10~20gぐらい体重が増えます。それ以降は標準的には下記のような体重変動で成長していきます。

生後3ヶ月の子猫の体重

生後3ヶ月頃の子猫の体重は約1kg~1.5kgの範囲が一般的とされています。

生後4ヶ月の子猫の体重

生後4ヶ月頃の子猫の体重は約2kgくらいになるのが一般的とされています。

生後8ヶ月の子猫の体重

生後8ヶ月頃の子猫の体重は約3kg~3.5kgの範囲が一般的とされています。

生後1年の子猫の体重

生後1年頃の子猫の体重は約3.5kg~5.5kgの範囲が一般的とされています。
*この時期に子猫から成猫になります。

生後1年以降の成猫の体重

成猫になるタイミングからは体重はそこまで変化せず安定することが一般的です。ただし、年齢、ライフステージの変化からくる活動量や代謝の低下などによって将来的に体重が変化することもあります。

子猫の成長に合わせて適正な体重範囲にあるかしっかりと確認しましょう。猫の種類によっても適正体重は多少増減するためかかりつけの獣医師に適正体重を確認しつつ、適正体重よりも重い場合、軽い場合には食事量を調整したり、病気になっていないか検診してもらうことを心がけましょう。

子猫が成猫になるまでにやっておきたいこと

子猫が成猫になる生後1年までにしつけやワクチンをはじめやっておきたいことを紹介します。

  • しつけ
    トイレや爪研ぎなどの生活に関わるしつけは生後2~3ヶ月で実施するのが良いでしょう。特にトイレに関しては生後3~4週間頃に自分で排泄できるようになるため、この頃から実施も可能です。
  • 社会化
    成猫になるまでに社会化を行うことが理想です。新たな人や動物との交流や環境の変化などに対する耐性を高めることにもつながります。
  • ワクチン接種
    生後8週目で混合ワクチン接種、その4週間後に2回目の接種を行います。この初年度のワクチン接種を行なっておく必要があります。
  • 避妊・去勢
    避妊・去勢については初めての発情を迎える前の生後6ヶ月頃に実施することが良いでしょう。少なくても成猫になる生後1年前には実施しておくのが良いです。

子猫から成猫への成長過程でのフードの切り替えタイミングと必要性

生後3週目

子猫に離乳食を与え始める時期は生後3週目が良いでしょう。子猫に乳歯が生えるタイミングで離乳食に切り替えていきます。

生後6週目~9週目

6週目〜9週目で離乳食から子猫(キトン)用フードと水に切り替えましょう。
一般的にはこの6週目〜9週目あたりでミルクを与えない食事に切り替えます。
この時期から生後1年までは成長のためのエネルギーと体を維持するための両方のエネルギーが必要になります。
たんぱく質や脂肪、ミネラルやビタミン等も成猫よりも多く必要になるので、フード選びをしっかり行いましょう。

1歳~6歳

成猫(1歳〜6歳)になってからは動物性たんぱく質が多く含まれるフードを選ぶことをオススメします。
高齢猫(7歳以上)になると活動量、基礎代謝が下がるので、年齢にあったフードを選びましょう。

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Contributor Bio

高橋智司

高橋智司

編集責任者: 高橋智司


アソシエイト ディレクター、獣医師
プロフェッショナル獣医学術部
日本ヒルズ・コルゲート株式会社

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