中型犬:バランスのいい魅力ある犬たち

筆者: ジーン・マリー・バウハウス

アメリカでの人気犬種というと、比較的大きな犬たちばかりを想像するかもしれませんが、アメリカンケネルクラブ(AKC)によると、最近では何種類もの中型犬がアメリカで最も人気の高い犬種にランクインしているそうです。中型犬は、大き過ぎず、かといって小さ過ぎることもなく、犬を飼いたいと思っている多くの人々にとってちょうどいいサイズなのでしょう。ここでは中型犬に属している犬たちをご紹介します。新しい家族としてぴったりな犬種を見つけてください!

中型犬の大きさとは?

頭に中型犬をかわいがる男。

アメリカでは一般的に、約14kg以下の大きさだと小型犬、14kg~25kgの犬を中型犬、約25kgを超えると大型犬と呼んでいます。中型犬についてもっとわかりやすくするために、さらに細かく次の3つのグループに分けることができます:

  1. 小さめの中型犬:スタンダードダックスフンド、コーギー、フレンチブルドッグなど
  2. 中ぐらいの中型犬:ビーグル、ボーダーコリーなど
  3. 大きめの中型犬:サモエド、シャーペイ、エアデールテリアやスタンダードプードルなどの大型犬のメス(通常オスよりも小型)

中型犬の魅力

中型犬には、約4.5 kg未満の大きさの全犬種が含まれるトイグループを除いて、ほぼすべてのAKC認定グループの広範囲な犬種が含まれます。その特性や性格はサイズと同様に多様ですが、中型犬と呼ばれる犬種たちの多くに共通する長所があります。

中型犬は、一般的に小型犬に比べて頑丈でたくましく、サイズ的にも激しい活動も十分にこなせる犬種が多く含まれます。チワワのような小さな犬たちにジョギングに付き合ってもらうには難しいこともあると思いますが、ボーダーコリーくらい体力があれば、問題なく付き合ってもらうことができるでしょう。また、当然ですが中型犬は大型犬ほどは大きくないので、スペース的にも許容しやすいですし、どこかに連れて行くにも連れていきやすく、食事代も大型犬よりは受け入れやすいでしょう。家族でアクティブに過ごすことが好きなら、中型犬はぴったりです。また、元来作業犬として仕事を持っていた犬たちが多く含まれているので、小型犬に比べると自立心をもつ傾向があります。

中型犬をさがす

犬を選ぶときは、もちろん大きさも大事ですが、その特性や性格を考えて自分や家族にふさわしい犬を選ぶこともとても大事なことです。犬の性格や活動性、お手入れの必要性などをよく考慮したうえで、お家に迎え入れるのに最適かどうか判断しましょう。犬種の候補リストを作ってから、その特徴がご自身や家族に適しているかどうか調べてみるのもいいかもしれませんね。

そして、雑種犬でも様々なサイズの犬たちがいて、素晴らしい家族になれることを是非心に留めておいていただきたいと思います。欲しいと思っている犬のサイズが決まっているなら、譲渡してもらうことを予定している保護施設のペットの里親に関する問い合わせ先に相談してみましょう。犬の特性や性格がご自身あるいは家族の性格や生活環境に合っているかを判断するのを手伝ってくれるでしょう。

おすすめの中型犬

庭に横たわっている大きな悲しい目を持つアメリカンコッカースパニエルの子犬

家族に迎い入れる候補としておすすめの人気犬種の一部をご紹介します:

  • コッカー・スパニエル:鳥猟犬種の中では最も小型で、体高は約36~40cm程度です。陽気で明るい性格で、子どものいる家庭に向いています。優雅な見た目をしていますが、がっちりとした丈夫な体つきをしていて、バランスが良くコンパクトです。被毛は豊富で十分な飾り毛があるため、こまめなブラッシングとともに、定期的なトリミングが必要です。活発ですが、愛情深く人懐こいので、子どもの素晴らしい遊び相手になってくれます。
  • イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル:コッカー・スパニエルよりもやや大きく、体高は約48センチ程度です。コッカ―・スパニエルと同様に美しい犬種で、定期的な被毛のお手入れが必要になります。猟犬として優れた運動能力を持っており体力があるため、それを満足させるための十分な運動が必要です。友好的で人が好きなので、アクティブな活動を一緒に楽しむのが好きな方にはぴったりな犬種です。
  • ダックスフンド:ダックスフンドといえば、小型のミニチュアダックスフンドをまず思い浮かべるかもしれませんが、スタンダード・ダックスフンドは約15kgほどの体重があり、ぎりぎり中型犬に入るサイズです。賢く、好奇心が旺盛で物怖じしない性格ですが、一方では頑固で譲らない一面もあるようです。それでも明るく陽気で、見た目もあいまった愛らしい魅力は長く人気を誇っている理由なのでしょう。
  • バセットハウンド:大きく垂れた耳と優れた嗅覚が特徴的なこの犬種は、がっしりとした体に大型犬並みの強靭さとスタミナを持つ犬です。獲物を追うときは粘り強さを発揮しますが、それ以外の時間は基本のんびりとしていて、人間に対して強い忠誠心を持つ落ち着いた穏やかな犬です。
  • スタンダード・シュナウザー:シュナウザーはミニチュア(小型)・スタンダード(中型)・ジャイアント(大型)と種類が豊富で、このうちスタンダードシュナウザーは中型犬に入ります。体重は約18kg程度です。陽気な性格の持ち主で、主人に献身的で家族に尽くします。体力が十分にあるので有り余るエネルギーを持て余して退屈させないために、しっかり運動させる必要があります。用心深く警戒心が強いところがあるので、吠えに対するコントロールができるようにしっかりしつけを行いましょう。
  • コーギー:短い脚にずんぐりとしたキュートなボディを持つコーギーには2つの種類があります。尻尾のない後姿が愛らしいフォルムのウェルシュ・コーギー・ペンブロークと、長くふさふさとした尻尾を持つやや大きめのウェルシュ・コーギー・カーディガンです。ともに明るい性格で運動能力が高く、飼い主に忠実でトレーニングもしやすい犬種です。
  • ボーダーコリー:この中型の牧畜犬は、非常に知能の高い犬種として知られています。運動能力も高くて訓練しやすく、仕事を与えられるのが大好きな犬です。アジリティやオベディエンストレーニングなど、高い運動能力に体力、そして天性の知能を活かせる機会がないと、ストレスで好ましくない行動をしたり、飼い主の指示に従わなくなってしまうことがあります。
  • ビーグル:言わずと知れたこの犬種は、体高が約38センチほどの愛らしい顔立ちで、快活で忠実な性格の持ち主です。楽天的で人懐こく愛情にあふれており、たくさん遊びたい子どものいる家庭にぴったりの犬種です

中型犬の中からほんの一部の犬種をご紹介しましたが、いかがでしたか?中型犬にはこれだけではなく他にも多くの犬種がいますし、さらに雑種犬もこの大きさに入る子たちが多くいます。動物の保護施設には、あなたに出会うのを待っている運命の子たちがいるかもしれません。中型犬についてもっと詳しく知りたい場合は、Hill's Petのdog breedに掲載中の記事も読んでみてください。きっとぴったりのワンちゃんが見つかることでしょう。

筆者紹介

ジーン・マリー・バウハウス

ジーン・マリー・バウハウス

ジーン・マリー・バウハウス オクラホマ州タルサ在住のペットオーナーでもあるペットブロガー兼小説家。いつもペットたちに見守られながら執筆活動に勤しんでいる。

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