ぴったりな子猫と出会うために:子猫を迎え入れる準備と入手方法

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ぴったりな子猫と出会うために:子猫を迎え入れる準備と入手方法Basket full of grey and white kittens

子猫を迎え入れる準備ができていますか?

子猫を家に迎えるということは大きな責任を伴います。猫を飼うことを決める前に、検討しておかなければならないことがあります。

  • 猫のために飼育環境を整えることができますか?:子猫は自分の新しい家を隅から隅まで探検したがります-本棚など高いところによじ登ることもするでしょうし、小さな隙間を見つけて入りこんでしまうこともあります。手(足?)の届くものは何でもおもちゃにしてしまうことも大いにあります。さらに、爪とぎやトイレの場所を確保することも考えなければなりません。子猫の安全や行動のニーズを考慮しなければならない一方で、家を傷つけられたり汚されたりしないようにするために、状況に応じて必要な対策を考えて実行する必要があります。家の子猫対策に掲載されているヒントを参考にしてみてください。
  • 家族は子猫を迎え入れる準備ができていますか?小さな子どもたちの場合、ペットと暮らしたことがなければ、どのように接したらいいのかよく理解していないこともあるでしょう。優しく扱うことを教え、無理に抱き上げたり、尾を引っ張ったりなど乱暴な扱いをしないように注意しなければなりません。また、もし子どもたちの方から猫を飼いたいとせがまれているなら、簡単に受け入れることはせず、ご自身と子どもたちがともに新たな責任を引き受ける覚悟ができているかどうかを、十分に確認する良い機会です。子どもたちに猫の食事、排泄の片づけ等のお世話を責任をもってやることを自覚してもらいましょう。
  • 優先しなければならない先住のペットがいる。すでに他の動物を飼っている場合、その先住ペットが新入り子猫に慣れるまでにはしばらく時間がかかることもあります。最初から対面させることはせず、焦らずゆっくりと進めましょう。安全なことを確信できるまでは、彼らだけを残して不在にすることは避けましょう。子猫に目が行きがちになってしまいますが、大事なことは今までと同じだけの愛情を先住ペットに示し続けて、大好きなご主人の気持ちが別に行ってしまうことはないことを理解してもらいましょう。
  • 子猫と過ごす時間を十分に確保できますか?子猫にとって、飼い主と一緒に遊ぶことはお仕事でもあり、本能的な行動をすることでのエネルギーやストレスの発散の場でもあり、体力増進の意味ももちます。ひとりぼっちにさせることが多すぎると、行動のニーズが満たされず、後に問題行動につながる可能性もあります。子猫には、たっぷりの運動と訓練、そして飼い主とのコミュニケーションの時間が必要なのです。
  • 新しい子猫をトレーニングする忍耐強さがありますか?人間の子どもと同じく、子猫には多くのお世話と、どのような行動が許されるのかについての教育、つまりトレーニングが必要になります。子猫にトイレを使うこと、引っ掻いてもいい場所、飛び乗ってもいい場所の是非を覚えてもらうためには、猫の習性を考えた工夫と、忍耐強さが必要です。
  • 経済的余裕がありますか?子猫を迎えるということは、避妊あるいは去勢手術、ワクチン接種、マイクロチップから、必要なフード、トイレ、定期健康診断まで、猫の生涯にわたって義務や責任を引き受けるということで、それなりの費用がかかります。子猫が後に病気や怪我をしたときには、さらにその医療費も加わります。ペットにかかる費用については、ASPCAのペットにかかる費用 の一覧をチェックしてみてください。
  • どの種類の猫がぴったりか?まずはいろいろな猫種のことを調べてみましょう。一緒にいられる時間はどのくらいか、体の大きさや活動性はどんな感じなのか、被毛のお手入れの手間や毛の抜ける量はどのくらいか、ご自身のライフスタイルや、自身が好む猫との距離感などを考えてみてください。

家庭に合う猫を選ぶ  

せっかく迎え入れても、結局渡後6か月以内に保護施設に戻されてしまう犬や猫の割合は毎年7~20%もあります。飼う前に、自身の家族の状況や準備できる環境、同居動物、ライフスタイル等を考慮して、どういうタイプ、あるいは種類の猫がいいのか家族とよく検討しましょう。獣医師等の専門家に相談するのもよい方法です。研究によると、ペットを迎えることについて家族、友人、または獣医師にアドバイスやサポートを求めた飼い主は、そのペットを飼い続ける確率が3倍高いということです。

子猫の入手方法

動物愛護センターや動物保護施設、動物愛護団体には、新しい家庭を求めている愛らしい成猫や子猫がたくさんいます。健康診断やワクチン接種がなされ、必要に応じて避妊・去勢手術が実施されていることもあります。獣医師も近隣の保護団体を紹介してくれることもあります。譲渡会があれば、見学のために足を運んでみるとよいでしょう。多くの保護団体は子猫を良い家庭に送り出すため、譲渡に当たっての規約があったり、譲渡前に家庭を視察することもあるので、その要請に応じられるように準備しておきましょう。純血種の子猫を希望する場合は、信頼できるブリーダーやペットショップから入手するようにしましょう。

そして、子猫を迎える準備を整えるために、子猫用品リストの記事も必ずチェックしておいてください。どの子猫を家に連れてくるかを決めたとしても、家族の一員として最後まで可愛がり、面倒をみることを決して忘れないでくださいね。

Contributor Bio

高橋智司

編集責任者: 高橋智司
アソシエイト ディレクター  獣医師
プロフェッショナル獣医学術部
日本ヒルズ・コルゲート株式会社

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