子猫の世話について

Published by
所要時間

子猫を迎えるのに適した時期

子猫を迎えるのに適した時期は、生後7~8週以降、それも親兄弟猫とある程度まで一緒に暮らした子猫が良いでしょう。このぐらいの週齡を目安にして、知人から譲り受けたり、ペットショップやブリーダーから購入します。

 

生後2~7 週頃は、自分と同じ猫の仲間との関係を通じて将来の社会関係のマナーやルールを学ぶ「社会化」の時期とされています。この時期はとても大切で、社会化期をどのように過ごすかによって、様々なものに慣れやすい、あるいは慣れにくいという性格が決まるともいわれています。

 

人とともに生きて行く猫は、同じ猫の仲間だけでなく、人と「社会化」することも重要です。社会化期に、人が世話をしたり、なでたり、抱いたり、遊んであげるなど、たくさんのスキンシップをとるほど、猫は人に慣れやすくなり、良い家庭猫になります。

 

なぜ、スキンシップはなのでしょうか。子猫は母猫になめられることでリラックスし、温もりによって安心します。撫でたり、抱いたり、名前を呼んであげたり、遊んであげる・・・母猫のような気持ちで子猫と接することが健康的で優しい性格の猫を育みます。もともと猫は、新しい環境になじみにくい面があります。この時期に、出来る限りたくさんの人と触れあい、人の社会にスムーズに溶け込めるようにしてあげる事が、家庭猫にとっては大切なことなのです。

 

子猫を迎える前に、準備しておきたいもの

子猫と暮らすには、さまざまな物が必要です。いざ子猫を迎えてから慌てないように、事前準備をしましょう。

 

トイレ用品

トイレ用品は必須です。適切なトイレの箱と猫砂を用意して、最初にしっかり覚えさせてしまうと後が楽です。子猫がやってきた最初の数日は、人がいる居間などにトイレを設置し、その部屋の中でだけ自由にさせます。子猫がトイレを覚えたら、トイレの箱を徐々に移動してしまっても大丈夫でしょう。

 

子猫用キャットフード

子猫には、必ず、子猫(キトン)用につくられたフードを与えましょう。子猫(キトン)用フードには、「総合栄養食」や「一般食」、「副食」などがあります。「総合栄養食」には子猫に必要な栄養素がバランスよく配合されていますので、これを子猫の食事の基本にします。 「一般食」や「副食」はあくまでもオヤツのひとつと考えてください。

 

食器

食器は、フード用とお水用の2種類が必要です。

 

ベッド

猫がくつろげる専用の寝場所を用意しましょう。通常はふわふわした暖かい素材を選びます。子猫が丸まって寝られる大きさで、外界から少し身を隠すことができるような縁や囲いがある大きさがおすすめです。

 

 

爪とぎ器

爪とぎは、猫の本能を満たすための行動です。壁や柱で爪とぎをされないように、専用の爪とぎを用意しましょう。

 

おもちゃ

おもちゃは、子猫とコミュニケーションを図るためにも、猫のストレス発散のためにも大切です。一緒に遊ぶ用と一人遊びのためのものを両方用意しましょう。

 

お手入れ用品

爪切り、猫種によってはコームやブラシなども用意します。

 

キャリーバッグ

動物病院などに外出するときは、キャリーバッグは必需品です。子猫のうちはキャリーバッグを子猫のベッド代わりに室内に使用すると、キャリーバッグ嫌いの防止策にもなります。

 

首輪

室内飼いでも、いざという時のために猫の名前と飼い主さんの名前、住所、連絡先などがわかる迷子札つきの首輪を用意しておくと安心です。

 

生まれたての子猫を保護した場合

生まれたての子猫を保護したり、母猫が育てない場合には、飼い主が子猫のお母さん役としてお世話をする必要があります。母猫に温められていたのと同じ環境を作るため、子猫がはい出せないような箱を用意し、タオルなどを敷いて、直射日光の当たらない薄暗いところに置きます。温度は29~34度ぐらいに設定します。低すぎたり、熱くなりすぎたりしないようにこまめにチェックしましょう。人工授乳は、最初の1週間は2~4時間毎、離乳までは4~6時間毎に行うようにします。猫の母乳はヒトや牛乳の成分とは異なっているため、人用の粉ミルクや牛乳では栄養が不足します。必ず猫用のミルクを使用します。排泄は食事の前後に、濡らしたガーゼなどで、子猫の肛門付近を軽く触って刺激を与え、排便や排尿を促します。生後3週目くらいまでは、子猫の排泄のケアが必須になります。

 

 

関連記事