子犬のトレーニングに役立つ5つのヒント

執筆: エリン・オリラ
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新たに子犬を家へ迎えるときにはワクワクしますよね。もちろん子犬も家族との出会いを喜んでいるでしょう。互いに楽しくも忙しい日々が始まりです。やんちゃな子犬は自分の行動の良し悪しがまだわからないので、飼い主がしつけやトレーニングで教えてあげましょう。もし自力では難しいと思ったら、ドッグトレーナーなどの専門家の助けを借りましょう。

しつけやトレーニングに取りかかる前に、愛犬に覚えてほしいと思うことをもれなくリストアップしてみましょう。「sit(シット、おすわり)」、「down(ダウン、ふせ)」、「roll(ロール、ごろん)」、「paw(ポー、おて)」、「stay(ステイ、まて)」、「come(カム、おいで)」といった基本的なコマンドは日常生活でよく使うので、早めに教えておきましょう。また、子犬が吠えることとクンクン鳴くこと は犬にとっては自然なコミュニケーションですが、飼い主としては落ち着いていてほしいと思うこともあるのではないでしょうか。ほかにもトレーニングには、散歩のときに歩調を合わせる練習、食べ物をねだらないしつけ、家庭内の事故を防ぐしつけなども必要になるはずです。子犬に教えたいこと、学んでほしいことが書き出したら、子犬のトレーニングのためのヒントの中から合う方法を選んで始めましょう。

1.一貫性が習慣を築く

新しく犬を迎えたとき、最初は飼い主自身が家でトレーニングしようと思うかもしれません。犬とのトレーニングは、これから共有する生活空間の中で、良い習慣を確立するのにも役立つうえ、互いを知るための素晴らしいコミュニケーションになります。犬は飼い主をリーダーや保護者として頼るので、家の中と家の外でのしつけやトレーニングを教えられているときでも、一緒に学ぶことを楽しんでくれるはずです。犬は習慣を身につける動物なので、トレーニングが一貫していればいるほど、ルールもしっかり覚えてくれます。子犬のトレーニングを始める前に利用できる方法について確認し、トレーニングプログラムをきちんと計画しましょう。もし思いどおりには進まないときには、犬を混乱させないように一度立ち止まって考え直すことも大切です。

2.ごほうびを与え、ほめて教える

子犬のやる気は食べ物のごほうび(フードやおやつ)によって高まります。報酬に基づくトレーニングプログラムは、コマンドを覚えて実行しようとする愛犬の意欲を高めるための素晴らしい方法です。加えて、「いい子」などのほめ言葉をかけてからごほうびを与えることを繰り返すと、犬はほめ言葉がごほうびの前触れであることを覚えるので、ほめ言葉も報酬に変わります。犬が指示したコマンドのとおりにやり遂げられたら、ほめ言葉をかけてごほうびを与えることで、良い行動をどんどん強化できます。ただし食べ物を与えすぎると太らせてしまう可能性があるので、犬がコマンドの指示で正しく行動できるようになり始めたら、ごほうびを徐々に減らしたりランダムに与えたりして、ときにはほめ言葉のみを報酬にするのも良い方法です。ほめ上手な飼い主になれば、愛犬との絆も深められるのがメリット。犬は「群れ」をつくる動物なので、飼い主が信頼できるリーダーや保護者になれば、犬は安心して過ごせるようになります。

3.専門家に相談する

自分で子犬をしつけられるかどうか不安なときは、ドッグトレーナーなどの専門家に相談してみましょう。マンツーマンで指導を受けられるので、飼い主が教え上手になるヒントをもらえるはずです。子犬のころの教育は、飼い主と愛犬の今後を左右する大切なことなので、信頼できるドッグトレーナーを選んでくださいね。残念なことにドッグトレーナーの中には、犬種や個性に応じて教え方を変えてくれなかったり、自分の考えを押し付けたりする人もいます。もし違和感を覚えたら、その専門家は愛犬や飼い主の方針に合わないということ。安心して指導を受けられるドッグトレーナーを選び直しましょう。

4.グループクラスを受講する

ドッグトレーナーが開催するグループクラス(しつけ教室)に参加するという方法もあります。飼い主と愛犬が専門家から学べるだけでなく、愛犬を他の犬と触れ合わせて社会化する機会も得られます。他の人や動物との社会化がうまく進めば進むほど、どこに行っても愛犬が落ち着いて振る舞えるようになります。獣医師やペットショップ、近所の飼い主さん仲間に尋ねれば、近くのおすすめのしつけ教室を教えてくれるでしょう。ネットの口コミをもとに探す方法もあります。まずはグループクラスの様子を見るために体験入学をしてみるのも良い方法です。

5.トレーニングを楽しみ、子犬に辛抱強く接する

しつけやトレーニングは、飼い主が自分で行う場合もドッグトレーナーの助けを借りる場合も、辛抱強く前向きな姿勢でいることが一番大切です。子犬は生まれてから数カ月しか経っていないので、まわりの世界について多くの新しいことを学んでいる最中です。一度にすべてのルールやコマンドを覚えるのは難しいかもしれません。たまには間違えることがあっても笑って許してあげてください。学んでいる愛犬に穏やかに接して励ますことは、信頼関係を築くことにもつながり、最終的に身につけてほしい習慣を強化していくのと同じくらい重要です。

必要なときは、子犬のトレーニングのヒントを友人、家族、専門家に求めることを忘れないでくださいね。新しく迎えた犬のトレーニングに根気強さが必要ですが、それは飼い主にとっても愛犬にとってもすばらしい時間になるはずです !

筆者紹介

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エリン・オリラ

メッセージが持つ言葉の力は受け手に伝わり、時に大きな変化をもたらしうると信じるライター。インターネット、出版物と活動の場は広く、執筆内容はインタビュー、代筆、ブログ、独創的なノンフィクションなど、多岐にわたります。SEO(検索エンジン最適化)、ソーシャルメディア全般にも詳しく、フェアフィールド大学でクリエイティブ・ライティングのMFA(美術学修士)を取得しています。ツイッターは@ReinventingErin。さらに詳しい情報はホームページのhttp://erinollila.comで入手可能です。

 

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