子犬との散歩はいつからできる?お散歩デビューの時期と外出時の注意点

執筆: ジーン・マリー・バウハウス

いつ頃になったら子犬を外に出してもいいのでしょうか。子犬を初めて外に出すのは怖いものです。子犬は体が小さくてデリケートな上、自分ではどうにもできない好奇心を持ち、いたずらが好き、そして頼りなさが同居しています。何かとんでもないことが起こりそうです。でも、外に出ることは、子犬の発達にとても重要です。以下のヒントを参考に、あなたの小さな家族をうまく外出デビューさせて、世の中に紹介してあげましょう。

安全なエリアに出す

Brown longhair dachshund puppy outside.天候が穏やかな日であれば、生まれたばかりの子犬でも、自宅の庭のようなしっかりと見守ることができ小さく安全なエリアに限って連れ出すことができます。離乳前の子犬なら、おそらく母犬や兄弟たちと一緒に連れ出すことになるでしょう。自分で歩き回って、ママの助けなしにトイレに行けるほど大きくなったら、トイレトレーニングのために外に連れ出し始めることができます、とクリストファー・カーター獣医師は言います。ただし、その場合もしっかり見守って、外出は短時間にとどめるべきです。

子犬を生まれたときから育てていない場合は、あなたが迎え入れるまでに、子犬は離乳して、注意深く見守っていれば庭を探検させられるほど大きくなっているはずです。犬の情報サイトDogtimeでは、新しく迎え入れた子犬を1~2時間ごとにトイレに連れ出すことを勧めています。この時までには、散歩や公共の場に出かける準備として首輪とリードを着けられるようにもなっているはずです。

天候は、子犬を思い切って外に出しても安全かどうかを決める大きな要因です。Dogtimeは、子犬は極端な温度にとても弱い、と述べています。幼い子犬やトイ種の子犬は、温度が氷点下の時には外に出してはいけません。トイレシーツの上で排泄させるようにしてあげましょう。少し成長した子犬や大型の子犬、とくにハスキーやセントバーナードのように寒冷気候に向いた品種の子犬は、寒い時にも排泄のために短時間なら外出させることもできますが、用を足したらすぐに室内に戻すべきです。

子犬は、低温と同じく、高温にも弱い存在です。暑い時期の外出は短時間にとどめ、暑い日に見守らずに子犬を外に出しっぱなしにすることは決してしないようにして下さい。

子犬の社会化

Little white puppy chews on a leash while sitting in the grass.いつ頃から子犬に遠出をさせることができるかについては、アメリカ獣医行動学会(AVSAB)は1回目のワクチン接種から1週間後の約7週齢頃を勧めています。この頃であれば散歩や公共の場に出かけても問題はありません。AVSABによると、子犬の生後3か月間は、正しく社会性を身に付けるための重要な期間です。ワクチン接種が完了するまでまったく社会化されなかった子犬は、社会性を身に付けられる機会が非常に短期間になってしまいます。社会化が上手にできなかった場合、問題行動につながる可能性があります。この問題は、体の病気を引き起こす可能性は小さくても、心の成長に大きな影響を与えてしまう恐れがあります。

すべてのワクチン接種が終わる前に子犬を別の犬や人と交流させても良いのでしょうか。この心配については、ドッグ・トレーニングのサイトVeryfetching.comでは、次のように答えています。子犬を公共の場に連れ出すときにはキャリーに入れるか抱いておくこと。重要なのは、できるだけ多くの知らない人々、動物、物体、音、匂い、状況に子犬を出会わせることですが、ワクチン接種が完了するまでは、周りと少し距離を置いたままで大丈夫です。それまでは自宅の庭で探検させたり、ワクチン接種が完了していて健康なことが分かっている動物と思う存分遊ばせたりすれば良いでしょう。

最初の2~3回の外出は、子犬にとって刺激が強すぎて興奮しすぎてしまう可能性があります。そのようなときには、少し休憩するか外出を終わりにして、静かに落ち着くための時間を与えます。ただし、極端に興奮することを理由に、定期的に外に連れ出すことをやめてしまってはいけません。まだ社会化途中の幼い子犬の過剰な刺激の深刻さは、正しく社会化されないまま成長した犬への過剰な刺激と比べたら、はるかに小さなものです。子犬をできるだけ多くの新しいものに出会わせなければ、成犬になったときに不安や恐怖に苦しむことになりかねない、と情報サイトのPetHelpfulは言っています。

子犬と一緒に外で過ごすことは、絆を深める素晴らしい機会にもなります。新しい世界を探検しているときに、自分を世話したり守ったりしてくれるあなたがそこに居るのを知ることは、強い絆の形成に役立ちます。子犬の頃の外出は、トイレや散歩に出かける準備ができたときに、あなたに目を向けるようにする練習になります。また、子犬はまだまだ学習中なので、外出は世の中でやるべきこととやってはいけないことを学ぶ絶好の機会になります。あなたのそばについて遊ばせることは、子犬にバラの茂みやテラスの下は立入禁止であることを理解させるのに役立つでしょう。

外出と探検は、きちんとしつけられて環境になじむことができる犬を育てる上での大きな要因です。これらのガイドラインに従うなら、あなたの子犬は安全でかつ確実に、この大きくて広い世の中で生きて行く術を学んでくれるはずです。

筆者紹介

ジーン・マリー・バウハウス

ジーン・マリー・バウハウス

ジーン・マリー・バウハウスは、オクラホマ州タルサ在住の、ペットの飼い主で、ペットブロガーで、小説家です。膝に乗せた愛猫や愛犬の指導のもと、執筆活動に勤しんでいます。

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