犬にバナナをあげても大丈夫?食べても良い量と注意点

執筆: ジーン・マリー・バウハウス

犬は人の食べ物を欲しがります。しかし、人の食品は犬にとってよくないものも多くあります。中には、健康を害してしまう食品もあります。では、多くの犬たちが大好きなバナナはどうでしょうか。ここでは、犬とバナナの大事なお話と、バナナを犬に与えるときに注意する点をお教えします。

Golden retriever sitting near open fridge with fruits and vegetables in itバナナの利点

バナナはカリウムやビタミンCをたくさん含んでいるほか、ビタミンB6、マンガン、ビオチン、銅といった健康全般に有益なビタミン・ミネラルなどの優れた供給源でもあります。さらに、マグネシウムも豊富に含まれています。アメリカンケネルクラブ(AKC)によれば、マグネシウムはビタミン類をより効率的に吸収するのを助け、健康な骨の成長を促してくれるのだそうです。

バナナの欠点

バナナは糖分も多いため、犬に日常の食事の一部として与えるのはおすすめしません。特別なおやつとして時々与えるだけにするべきです。また、バナナに含まれる食物繊維は、少量なら問題はあまりありませんが、食べすぎると、便秘予防に役立つどころか、逆に便秘を引き起こすこともあります。

バナナの皮はダメ

有毒というわけではありませんが、皮は消化されにくいので、腸を詰まらせてしまうおそれがあります。ですから、バナナの皮は犬の届かないところに確実に捨てなければなりません。とくにゴミ箱をあさるクセがある犬の場合は、犬のいる場所に置いてあるゴミ箱には捨ててはいけません。

Brown long-haired Chihuahua in pink sweater eats banana out of human hand.バナナを安全に与えるには

バナナを皮も何もかも全部食べてしまったらどうなるでしょう。考えられる問題は、消化器系のトラブル、閉塞などです。具合が悪そうな様子に気づいたら、直ちに獣医師に連絡して下さい。さらに、初めて犬にバナナを与えるときには、過剰なかゆみなどのアレルギーのような症状や、体重増加が見られないか、注意深く観察することをお勧めします。それらに気づいたら、すぐにバナナを与えるのをやめて下さい。また、愛犬が糖尿病や高血糖の問題を抱えている場合は、バナナを一切与えないようにするのが一番です。かかりつけの獣医師に相談をすれば、おやつとして犬にバナナを時々与えることが許されるかどうか、的確なアドバイスを与えてくれるでしょう。

『犬にバナナを与えていいか』に、一言で答えるならイエスです(ただしほどほどに)。バナナは栄養豊富ですが甘いおやつなので、栄養のある犬の食事全体のごく一部として与えるべきです。犬にバナナを与えることで何か疑問があるときは、かかりつけの獣医師にお尋ねください。あなたのペットにとって最良の栄養源について教えてくれるはずです。

筆者紹介

 ジーン・マリー・バウハウス

ジーン・マリー・バウハウス

ジーン・マリー・バウハウスは、オクラホマ州タルサ在住の、ペットの飼い主で、ペットブロガーで、小説家です。膝に乗せた愛猫や愛犬の指導のもと、執筆活動に勤しんでいます。

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