子犬クンクン鳴く理由とは?子犬の夜泣きや泣き止まない原因と対策

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家に迎えたばかりの子犬は、かまってあげていないとたいてい昼も夜もクンクン鳴き続けるものです。これは彼らは仲間である人間と同じ言葉を話さないので、言いたいことを分かってもらうためにはクンクンワンワン、キャンキャン鳴いたり、時には鳴き叫んだりするしかないからなのです。まるで人間の赤ちゃんのようですが、子犬はキャンキャン、クンクン鳴くことで自分の気持ちを新しい家族に伝えようとしているのです。

でも子犬のことがどんなに可愛くても、一日中、とくに疲れて休みたい夜にもずっとクンクン鳴き続けられるのは困ったものです。それがまた何日も続くと、だんだん家族全員が辟易していまいますし、ご近所への影響も心配になります。せっかく新しく家族が増えたのですから、犬の鳴く理由を深堀りして対策を考えていきましょう。

White French bulldog with black spots is crouched in a downward position on hardwood floors.

犬のクンクン鳴きをやめさせる第一歩は、鳴いている理由を絞り込んでいくことです。子犬が何を伝えようとしているかを分かってあげられたら、鳴き続ける必要もなくなります。考えられるクンクン鳴く理由をいくつか挙げてみましょう。

退屈している?

犬は何か活動している最中はあまりクンクン鳴きません。一方、退屈していると基本的にペットオーナーの注意を引こうとして、または何かやることを与えてもらおうとして鳴き叫びます。ですから、まずは犬に"お仕事"を与えて、忙しくしてもらいましょう!これはそんなに難しいことではありません。クンクン鳴き始めたら、何か新しいことに注意を向けてあげればいいのです。まず、簡単な命令を出して愛犬をトレーニングすることから始めましょう。これは愛犬にミッションを与えることになり、また一緒に時間を過ごすことによって、ペットオーナーとの間に絆も生まれます。覚えた事柄を飼い主に披露するチャンスを与えてあげるのも、クンクン鳴きを抑えるいい方法です。エネルギーを消費するための犬用障害物コースを庭に作る、取って来いをして遊ぶ、おやつを拾う遊びをする、お気に入りのおもちゃで綱引きをする、などは犬にとって素晴らしい退屈しのぎになります。

興奮している?

実は"興奮"していることもクンクン鳴く理由の1つです。とてもそんな風には見えないかもしれませんが、犬の自然な行動なのです。犬は賢い動物で、自分にとって飼い主がいかに大事であるか理解しているので、その姿を見るだけで興奮してしまうのです。犬が興奮する理由はほかにもたくさんあって、自分のボール、別のおもちゃ、おやつ、もしかするとご飯を要求しているのかもしれません。ただ、その気持ちの伝え方をよくわかっていないだけなのです。その行動をうまく管理することができれば、スムーズにしつけに移ることができます。そのためには、状況ごとに対処の仕方を変える必要があります。たとえば、ペットオーナーが食事の時に足下でずっとクンクン鳴いているようなら、ちょうど同じ時間に別の部屋で食事を与えるようにしてみます。注意を向けてもらいたいだけでクンクン鳴くときもあります。この場合は、完全に無視するのが一番です。そして、子犬が落ち着いて鳴くのをやめたら、子犬の注意をこちらに向けてほめてあげます。「犬は群れで生活する」という根本的な習性から考えると、犬はペットオーナーを群れのリーダーとして見ていて、群れのリーダーに注意を向けてもらえないと、無視されていると感じてしまうことがあるのです。たとえ直接注意を向けられていなくても、子犬が、ペットオーナーが自分のことが大好きなのだ、ということを理解する必要があるのです。

夕方の散歩や出勤前には遊んでくれるといったルーティーンに犬が慣れている場合、それが守られないと子犬は無視されていると思ってしまうかもしれません。ですから、時間が許すときは十分に相手をしてあげます。常に大切な愛しい存在であると思われているという安心感を与えてあげましょう。そうすることによって、クンクン鳴きの問題解決に役立ちます。

お出かけが必要?

犬がクンクン鳴く理由の中で、最もわかりやすいなものの1つが"外に出たい!"ことを訴えているケースです。これまでに子犬のトイレトレーニングがちゃんとできていれば、排泄のために出かけたくなったときに知らせてくれるはずです。クンクン鳴きはトイレトレーニングを終えたばかりの子犬によく見られる行動です。ステップアップをしてくると、子犬はドアの横でお座りをしたり、場合によってはベルを鳴らしたりして、鳴くこと以外の方法で出かけたいことを伝えられるようになります。

具合が悪い?

クンクン鳴くことは、子犬では普通にありがちな行動なのですが、体調に変化があっても同じような行動をする場合もあります。ですから、どこか具合が悪いことを示すその他の症状や徴候がないか、常に気をつけておくことも大切です。疑わしいとき、またはっきりよくわからなくても、いつもと様子が異なるときには獣医師に診てもらいましょう。獣医師は、詳しく検査をして、クンクン鳴く原因が体調からくるものなのかを調べてくれます。

最後に、子犬という新しい家族には辛抱強さが必要なことは心に留めておいてください。新しい家に移る ことは子犬にとって不安で怖くて、それでも子犬はそれに懸命に適応しようと頑張っているのです。お行儀よくできている時にはどんどん肯定的な態度で接し、クンクン鳴いても絶対に否定的な態度で接しないようにしましょう。子犬のときにプロのトレーナー等の専門家にトレーニング方法を学んでおくことは、クンクン鳴くことなく犬が人と意思疎通ができるようになることに役立ちます。最終的には、言葉以外の合図で自分のニーズを伝えられる犬に成長することもできますし、さらには自分でニーズを満たす自立心を身に付けることもできるかもしれません。

筆者紹介

エリン・オリラ

メッセージが持つ言葉の力は受け手に伝わり、時に大きな変化をもたらしうると信じるライター。インターネット、出版物と活動の場は広く、執筆内容はインタビュー、代筆、ブログ、独創的なノンフィクションなど、多岐にわたる。SEO(検索エンジン最適化)、ソーシャルメディア全般にも詳しい。フェアフィールド大学でクリエイティブ・ライティングのMFA(美術学修士)を取得。ツイッターは@ReinventingErin。さらに詳しい情報はホームページのhttp://erinollila.comで入手可能。

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