行動と外見

愛犬のパーソナリティに関する情報を更新していきます。

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愛犬の心を読みとる

わたしたちは愛犬の行動を見て、毎日のように心のなかで思います。「体調は大丈夫?」「なぜ穴を掘っているの?」「そんなにほえなくてもいいんじゃない?」というように。犬の心理が複雑だとしても、愛犬の気持ちや行動の理由を理解しようとしてみる価値はきっとあります。犬はさまざまな鳴き声や音、動作をしますが、愛犬の姿勢や表情に注目すれば、犬の言葉を学ぶことができるはずです。そうすれば愛犬といっそう仲良くなれるだけでなく、愛犬の安全や健康を守ることにもつながります。

犬の行動と心理

愛犬は行動で感情を伝えます。よい飼い主になるためには、たとえ「犬語」を話せなくても、その行動を理解することが不可欠です。これまで、犬はなぜハアハアと呼吸をするか不思議に思ったことはありませんか? 犬は体にこもった熱の大半を呼吸によって放散するため、暑いと感じて体温調節をしているのです。すでにハウストレーニングは終わっているのに、ルールを破るようになったら?これは健康に問題がある兆候かもしれません。咬んだりかじったりというのは、コミュニケーションのとりかたを勉強中の子犬にはよくあることです。しかし早めに対処しないと、不安、恐怖、攻撃性から咬んでしまう犬もいます。このように、問題行動をひき起こす健康不安はいろいろありますが、行動をよく観察していれば、愛犬の健康や幸せを守ってあげられます。

犬のボディランゲージ

犬の体、すなわち顔、耳、しっぽ、姿勢には感情がはっきりと表れます。たとえば、腰を落として尻尾を後肢の間にはさみ、鼻にしわをよせ、耳を後ろに倒し、唇がわずかにめくれあがっていたら、少し離れたほうがよさそうです。しっぽは垂れているけれど、耳がぴんと立ち、顔を上げ、口から少しだけ舌をのぞかせてゆったりとした姿勢でいるなら、愛犬はリラックスしていて遊びたがっているでしょう。犬にはいろいろな感情があり、いろいろな姿勢をとりますが、そのどれもがとても大切なメッセージなのです。

Contributor Bio

高橋智司

高橋智司

編集責任者: 高橋智司
アソシエイト ディレクター  獣医師
プロフェッショナル獣医学術部
日本ヒルズ・コルゲート株式会社