猫の皮膚トラブルと飼い主にできること

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猫好きのお気に入りポイントの一つは、何と言ってもあの撫でたときの触り心地。モフモフタイプ、ツヤツヤタイプ、シルキーな滑らかタイプなどなど、猫によってもいろいろですが、共通して言えるのはとにかく人を幸せにする気持ちよさがあるということでしょう。このような皮膚や被毛の状態は、健康状態のバロメーターの一つでもあります。言うまでもなく、皮膚病やそのほかの健康トラブルがあると、皮膚や被毛が影響を受け、触り心地もそうですし、見た目にも変化が現れます。

飼い主にできることは?

  • 日頃から全身をよくチェックする。猫はもともと毛繕いするので、猫が痒がっているとか、どこかを気にしている、などが気づきにくいかもしれません。そのため、ブラッシングを兼ねて日頃から全身をチェックするようにしましょう。猫の皮膚病の原因には、ノミやダニ、シラミなどの寄生虫が多く含まれます。これらの寄生虫は、猫だけではなく人間やほかのペットにも悪影響を及ぼすこともありますから、定期的に駆除をして予防することが勧められています。獣医師に相談して、適切な薬剤を処方してもらいましょう。
  • 猫の食事歴や飼育環境を把握しておく。寄生虫の駆除もしていて、感染性の可能性やそのほかの要因の可能性が否定された場合、何らかの食物、あるいは花粉やハウスダスト、カビといった、環境上の物質などに対するアレルギー反応で皮膚にトラブルが起きているという可能性もあります。今までの食事歴や飼育環境をしっかり把握しておくことは、診断に多いに役立ちますので、獣医師に尋ねられた時には答えられるようにしておきましょう。
  • 気になることがあれば獣医師に相談する。. 猫の皮膚病の原因には、上記のように寄生虫、細菌、真菌感染やアレルギーのほか、腫瘍性、ホルモン関連性、ストレスに関連するものなどさまざまなものが含まれます。見た目の様子だけでは判断できないことも多く、適宜必要な検査をしながら治療が行われます。猫の皮膚病の診断や治療方法については、必ずかかりつけの獣医師を受診して指示を仰ぎましょう。

  • 皮膚の健康にも配慮された質の良いキャットフードを選ぶ。皮膚病の原因が直接的には栄養と無関係でも、皮膚の健康維持に対して配慮された高品質なキャットフードが役に立つかもしれません。良質なタンパク質、必須アミノ酸、抗酸化物質が含まれるものを探しましょう。これらはすべて、猫の皮膚の健康維持と保護に役立つ重要な栄養素で、成猫用のキャットフードサイエンス・ダイエット 敏感なお腹と皮膚の健康サポートにすべて含まれています。
問題の兆候

皮膚トラブルのサイン:

  • 乾燥して皮膚がガサガサになっている。
  • しきりに掻く(特に頭部や首)
  • フケが目立つ
  • 脱毛、ハゲている

サイエンス・ダイエット 敏感なお腹と皮膚の健康サポート

  • 高濃度の抗酸化物質(ビタミンCとE、ベータカロテンなど)が、フリーラジカルによる細胞の酸化を防止します。また、本来の免疫システムの働きを維持することに役立ちます。
  • 高濃度のオメガ-6脂肪酸とオメガ-3脂肪酸が、皮膚の健康と艶やかな被毛を維持します。
  • 良質なタンパク質と必須アミノ酸の独自の組み合わせが、健康な皮膚と艶やかな被毛を形成する重要な栄養になります。
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Contributor Bio

高橋智司

編集責任者: 高橋智司

アソシエイト ディレクター  獣医師
プロフェッショナル獣医学術部
日本ヒルズ・コルゲート株式会社

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