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「お尻歩き」とも言われる、猫がトイレやうんちの後にズリズリとお尻を床にこすりつけるような仕草をするのを見たことがあるでしょうか?初めて見たときにはきっとびっくりするでしょうし、なによりもなんだか不思議な仕草なので思わず笑ってしまうかもしれませんね。しかし、お尻歩きが見られる場合、猫がお尻周辺に不快感を持っている場合もあるため注意が必要です。
一般的に、猫のお尻歩きと発情期には直接的な関係はありません。もちろん、発情期になると性的興奮による行動変化が見られ、中にはお尻歩きをする猫もいるかもしれませんが、これは発情期にのみ見られる特有の行動ではなく、他に原因が存在します。
猫がお尻歩きをする理由は何なのでしょうか。猫がズリズリとお尻をこすりつけて歩く場合、たいていは猫が肛門周囲に違和感を感じていることが原因です。しかし、まれではありますがマーキングの目的でお尻をずりずりこすりつけることもあります。具体的に見ていきましょう。
オス猫がマーキングの意味でお尻をこすりつける行動をすることがあります。猫がお尻歩きをしていたら臭いなんて感じたことがあるかもしれませんが、その原因はこのマーキングです。猫には、肛門腺と呼ばれる強烈な匂いの液を分泌する小さな線を肛門嚢と呼ばれる袋状の構造物の中に持っています。ペット・ヘルス・ネットワーク*¹の記述によると、肛門腺は皮膚の下、肛門周囲の5時と7時に位置しているとされています。縄張りを持つ動物である猫は、捕食者を避けて、他の動物にその地域のボスが誰であるかを知らせるための匂いづけ(マーキング)に肛門腺を使います。この匂いづけ行動にはスプレー行為とこすりつけ行為が含まれています。幸いなことに、ほとんどの室内飼いの猫はお尻を使って匂いを残す必要性があまりないので、その代わりにお気に入りのもの(ソファーやベッド、飼い主など)におでこをこすりつける行為を選択しているようです。ただし、新しいペットや家族を迎え入れたときなどには、一時的にお尻をずりずりこすりつけて、匂いづけする行動が見られることがあります。
下痢や便秘などの排便に関連したトラブルが原因となって猫がお尻をこすりつけることがあります。例えば、下痢や軟便を患っている場合、それらが肛門周りの粘膜に付着し炎症を起こすことがあります。これが痛みやかゆみの原因となり、猫がお尻をこすりつけて歩くといった行動を取ることがあります。他にも、消化管に寄生虫がいる場合、あるいは肛門周囲に傷がある場合に、猫は違和感を感じてお尻を床にこすりつけて歩くことがあります。
前述した内容が当てはまらない場合に最も多いのは、肛門腺がたまっている、あるいは炎症を起こしている、というような肛門腺に関連するトラブルがある場合です。この場合にも、猫がお尻歩きをすることがあります。この場合に見られるお尻歩きは笑い事で済ませてはいけません。放置してしまうと更に状態を悪化させてしまいますので、できるだけ早く対処してあげてください。
子猫は生後1年以内にワクチン接種のために複数回の通院が必要になる場合があります。成猫は一般的に年に1回の検診が効果的ですが、高齢猫や特別なケアが必要な猫はより頻繁な検診が必要になる場合があります。
猫がお尻歩きをしている場合の多くは、肛門腺に違和感を感じていることが原因です。猫では、犬ほど肛門腺のトラブルが起こることはありません。(肛門腺のトラブルは「腺の出口が狭い」小型犬種に多い、とマサチューセッツ動物虐待防止協会は説明しています。)そうはいっても、猫でも肛門腺が詰まって炎症を起こすことがありますので注意が必要です。この肛門腺トラブルを早期に発見し、対処するにはどうすればいいのでしょうか。それは、猫が肛門腺トラブルを患っているサイン、兆候を見逃さないこと、そして適切な治療を行うことです。肛門腺でトラブルが発生する仕組みも含めて詳しく見てみましょう。
肛門腺には、排便をスムーズに行うための潤滑剤となる分泌物を出すという役割があります。理論上、排便時に適度に肛門腺の分泌物が出されていれば、トラブルが起こることはありません。しかし、中にはこの分泌物が通常の排便行動では出切らなかったり、分泌物の出口がふさがってしまう場合もあります。そうすると、この分泌物が肛門嚢の中に蓄積してしまい、ひどくなると炎症を起こすことがあります。

猫が肛門腺にトラブル、違和感を感じている場合の兆候は様々ですが、Petful*²が取り上げているものについて紹介します。
このような兆候に気づいたら、すぐに動物病院を受診しましょう。このままにしておくと、お尻歩きをするだけでは済まされません。
化膿して膿瘍になったり、破裂したりして、もっとひどくなってしまう可能性があります。
クリティカルケアDVM*³は、「肛門腺のつまりや炎症が起きていても、軽度であれば中のたまっている分泌物を排出することで治ることもある。」と言います。でも、炎症がひどく痛みもあるときには、患部をよく観察し洗浄や消毒処置するために、軽い鎮静処置(麻酔)が必要になる場合もあります。程度に応じて抗生物質や鎮痛薬が処方されるでしょう。さらに、炎症を繰り返していたり、炎症が重度の場合には、肛門嚢を外科的に切除する処置が必要になることもあります。
一般的に、猫は犬ほど肛門腺がたまることが少ないので、家庭で定期的に肛門腺を絞る必要はありません。ですが中には肛門腺が出にくく、たまりやすい体質の猫もいます。このような場合には、定期的に絞ってあげる必要があります。インターネット上では家庭で肛門腺を絞る方法が詳しく紹介されているものもありますが、そもそも出しにくい肛門腺を出すことはわかりにくく難しいうえ、猫もものすごく嫌がります。ですから、この作業は動物病院にお任せしたほうがよいでしょう。動物病院のスタッフは、しっかりと治療をするために、猫に負担がかからず、かつしっかりと保定する方法や、肛門腺の位置のパターンや安全で優しく効果的な絞り方を熟知しています。嫌なことをすれば、猫には確実に嫌われますが、その嫌われ役を獣医師が代わりに担ってくれるのです。
猫がお尻歩きをしたり、ずりずりすることは笑い事ではないことが、お分かりいただけたでしょうか?また、お尻を何かにこすりつけることは、人間にとって不快に感じることもあるでしょう。でも、これは健康トラブルの一つであって、猫が好きでやっているわけではないので、決して叱ったりしてはいけないことを忘れないでください。猫を飼育するうえで共通することですが、叱ることはおそらく問題を悪化させることにしかなりません。そして、日頃から肛門腺を含めた、猫の体調や行動チェックを行って、ちょっとした変化でも気づけるようにしておきましょう。
参照先:
*1 https://www.pethealthnetwork.com/dog-health/dog-diseases-conditions-a-z/scoop-anal-sacs
*2 https://www.petful.com/pet-health/cat-anal-sacs/
*3 https://criticalcaredvm.com/anal-glands-impaction/
クリスティン・オブライエンはライターであり、母親であり、長年猫を飼っています。彼女の2匹のロシアンブルーは家を牛耳っています。Care.com、What to Expect、Fit Pregnancyにも記事を掲載しており、ペット、妊娠、家族生活について執筆しています。InstagramとTwitter(@brovelliobrien)で彼女をフォローしてください。
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