膀胱炎の
再発を見据えた愛猫の

食事ケアをしませんか?

*Kruger JM, et al. Comparison of foods with diff ering nutritional profiles for long-term management of acute nonobstructive idiopathic cystitis in cats. J Am Vet Med Assoc. 2015;247(5):508-517

猫に見られる膀胱炎の症状

膀胱炎を患った猫には、以下のように様々な症状が見られます。

 

• トイレ以外で「そそう」をすることがある。

• 頻繁にトイレに行く。

• 尿に血液が混じっている。

• 排尿しにくく、排尿時に痛がる。

 

愛猫があちこちでおしっこをしてしまうのは、
愛猫が悪いのではありません!
もしかしたらおしっこが原因の不快感かも!?

猫下部尿路疾患(FLUTD)とは?


猫下部尿路疾患(FLUTD)は、猫の尿路に関する疾患の総称で、たとえば炎症性疾患や尿石症、尿道栓子など様々な病状が含まれます。尿石症としてはストルバイトとシュウ酸カルシウム尿石症が一般的ですが、猫の特発性膀胱炎(FIC)が最も一般的にみられます。

膀胱炎など猫の下部尿路疾患の危険因子

• ストレス

ストレスが特発性膀胱炎の主要因子となる可能性があります。

• 体重過多

体重過剰な猫は下部尿路疾患を、より発症しやすいです。

• 品種

下部尿路疾患を発症しやすい品種として、ペルシャ猫など特定の品種が知られています。

• フードの成分

特定のミネラル成分の濃度が高く、尿石の形成を促進するような内容のフードもあります。

• 水分摂取の不足

水分摂取量が十分でない場合、尿が濃縮されやすく、尿石形成のリスクが高まります。

猫の特発性膀胱炎とは?

膀胱炎(特発性膀胱炎)は最も身近な、猫のおしっこの病気です。

原因が特定できない膀胱の炎症のことで、ストレスが主な原因の一つと言われています。そして膀胱炎にかかると、その痛みがさらにストレスを増強するなど悪循環が生じます。また、一旦治ったように見えても再発を繰り返すことも多いことが知られています。猫のおしっこの病気(FLUTD)の原因の実に約6割が特発性膀胱炎によるものです。


ヒルズの尿ケア特別療法食の紹介

ヒルズの尿路ケア特別療法食「c/dマルチケアコンフォート」は、ミネラルなどの調整により、下部尿路疾患で最も多い特発性膀胱炎再発時の89%のケアに役立つことが科学的に証明された栄養です。

調整されたミネラル成分

マグネシウム、カルシウム、リンを適切量に調整することで、尿結晶や尿石症に配慮しています。

併発症も同時に管理

併発症状にも同時に対応し、より健康の維持に役立ちます。

最適な尿pH

ストルバイト尿石症の溶解管理に役立ちます。

適正体重の維持

臨床的に証明されたレベルのL-カルニチンと、適切なレベルのたんぱく質や脂肪が配合されています。筋肉を維持しつつ、適正体重までの減量および、その後の体重維持に役立ちます。

オメガ-3脂肪酸

高いレベルのオメガ-3脂肪酸が含まれており、下部尿路疾患にまつわる不快感に配慮しています。

独自の原材料配合

独自の原材料を組み合わせることで、愛猫の本来の活発な代謝を維持し、体脂肪の減少に役立ちます。

ストレスに配慮した成分

加水分解ミルクプロテインなど、ストレスに配慮した成分を含みます。

嗜好性

猫の好みを徹底的に研究し、おいしさを追求しています。

        

膀胱炎のリスクを高める猫のストレスを解消する10のポイント

 

プリスクリプション・ダイエット
〈猫用〉 c/d マルチケア

 

 

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〈猫用〉 c/d マルチケアコンフォート+メタボリックス

 

 

プリスクリプション・ダイエット
〈猫用〉 s/d

 

給与に際しては、必ず獣医師の指示に従ってください。

     

膀胱炎のリスクを高める猫のストレスを解消する10のポイント

膀胱炎リスクを高める「猫のストレス」ケアのポイント

ストレスは、膀胱炎リスクを高めるもので、特に特発性膀胱炎の場合はそれが主な原因の一つと言われています。食事ケアに加え、猫のストレスを軽減することも大切です。以下は、ご家庭でもできる猫のストレス解消法です。

 

 

 

 

 高い場所や気持ち良くくつろげるスペースを作りましょう。

 猫が安心していられる避難場所を用意しましょう。

 

 

 猫用のトイレは必ず清潔にし、十分な大きさのものを使いましょう。 (猫の体長の1.5倍以上)

 トイレは食事入れから離れた静かな場所に置きましょう。

 

 

 

 猫の良い行動をほめる。失敗しても叱らないようにしましょう。

 猫に爪とぎできるものを与えると、フェロモンを放出して満足します。

 

 

 肥満の猫は動いたりジャンプしたりできなくなるので、
太らせないよう注意しましょう。

 猫が活発に動けるように、玩具やグッズで遊べる場所を用意しましょう。

 

 室内飼いの猫は退屈しやすいので、
外の景色が見えるようにしましょう。

10  2匹以上の猫を飼っている場合はどの猫にも十分なフードと水、トイレ、安心できる場所をそれぞれに用意しましょう。

その他猫のストレス解消のヒント

お役立ち情報

ペットケアセンター

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