ペットに最適なフードを見つけましょう。
ペットに最適なフードを見つけましょう。
ペットに最適なフードを見つけましょう。
犬の妊娠期間は平均63日間で、その後さらに2~3週間の授乳期が続きます。この時期は、適正な栄養という点では、愛犬にとって生涯で最も重要な期間かもしれません。妊娠中または授乳中の犬では、栄養不良が深刻な健康問題につながったり、子犬の健康に影響することがあります¹。 妊娠授乳期間の栄養管理については獣医師に相談し、以下のポイントを覚えておいて下さい。
- 妊娠中または授乳中の犬の食事には、乳汁産生と子犬の成長のために増加したエネルギー要求量に見合うだけの、十分なカロリーが含まれていなければならない。
- 脂肪を増やすことは、高まっているカロリー要求を満たすことに役立つ。
- より少ない量の食物からのカロリー摂取を最大化するために高い消化率が重要になる。
- 母乳の産生と子犬の骨の成長のために、カルシウムとリンの要求量が増える。
- 子犬の健康的な発育のために、より多くのタンパク質が必要になる。
- 子犬の神経系の発達のためにDHA補給が望ましい。
妊娠、授乳、必須栄養素に関するよくある質問
消化率とは? なぜそれが重要なのでしょう?
消化率が高いということは、妊娠中または授乳中の犬の体に、より多くの必須栄養素が吸収されることを意味します。これは、母犬が、食べたものに含まれる栄養素を最大限に利用する助けとなるため、重要な意味をもちます。妊娠中の犬は、お腹の中の物理的なスペースがせまくなってしまうので、極めて重要です。
なぜ、より多くのエネルギーと脂肪が必要?
妊娠中および授乳中の犬は、エネルギー要求量が非常に高くなっています。実際、授乳中の犬のエネルギー要求量は、健康な成犬の4~8倍にもなります。栄養素のバランスを正確に調整しながら脂肪を増やすことは、より多くのエネルギーを供給するのに役立ちます。
妊娠中、授乳中の犬には何を与えるべき?
できるだけ早く、ヒルズのサイエンス・ダイエット パピー、またはサイエンス・ダイエット<プロ> 健康ガード 発育を与えることをお勧めします。この総合栄養食は、必須栄養素を十分に供給できることを特長とし、子犬の発達と素晴らしい一生のスタートの助けになります。サイエンス・ダイエット パピーまたはサイエンス・ダイエット<プロ> 犬用 健康ガード 発育には以下の製品があります。愛犬にどの製品が合うか、獣医師にお尋ね下さい。
- ヒルズのサイエンス・ダイエット パピー 小粒 子いぬ用 ~12ヶ月 / 妊娠・授乳期
- ヒルズのサイエンス・ダイエット パピー 缶詰 チキン 子いぬ用 ~12ヶ月 / 妊娠・授乳期
- パピー 小型犬用 子いぬ用 ~12ヶ月/妊娠・授乳期 (ドライ) ヒルズのサイエンス・ダイエット パピー 小型犬用 子いぬ用 ~12ヶ月 / 妊娠・授乳期
- パピー 大型犬用 子いぬ用 ~12ヶ月(ドライ) ヒルズのサイエンス・ダイエット パピー 大型犬種用 子いぬ用 ~12ヶ月
- サイエンス・ダイエット〈プロ〉小型犬用【健康ガード 発育】 ヒルズ サイエンス・ダイエット <プロ> <犬用> 小型犬用 健康ガード 発育 ~12ヶ月/妊娠・授乳期
- サイエンス・ダイエット〈プロ〉犬用【健康ガード 発育】小粒 ヒルズ サイエンス・ダイエット <プロ> <犬用> 健康ガード 発育 小粒 ~12ヶ月/妊娠・授乳期
サイエンス・ダイエット パピー 大型犬種用を妊娠中、授乳中の犬に与えてもよい? 大型犬には何を与えられる?
妊娠中、授乳中の犬にサイエンス・ダイエット パピー 大型犬種用はお勧めできません。この製品は、こういった特別な時期にいる犬のニーズを満たすだけの十分なカルシウムとエネルギーを供給できないからです。品種を問わず、妊娠中または授乳中の犬に最適なフードは、上記のサイエンス・ダイエット パピーシリーズです。
妊娠中または授乳中の犬の食事について、何か特別なアドバイスは?
妊娠中の犬には、パピーシリーズのパッケージに書かれている量を参考に与えて下さい。出産後も、子犬が離乳するまでそのままパピーシリーズを与え続けることが推奨されます。出産後の母犬に、常にフードを食べられる状態にしてしておいたほうがいいかについては、獣医師にお尋ね下さい。このように自由にフードが食べられることは、子犬にとっては普通食に離乳する助けになり、あなたにとっては母犬のエネルギー要求量が満たされているという安心になります。
子犬の離乳時期は?
ほとんどの子犬は、3~4週齢で固形食を食べ始めます。効果的な離乳のためには、6~7週齢で完了すべきです²。そのときには、品種および成犬時に予想される体格に基づいて、どの子犬用フードが適しているかを考える必要があります。
いつ獣医師に診てもらうのがよい?
妊娠中と授乳中は、母犬の状態をチェックして栄養ニーズが満たされているかを確認するために、できれば週に一度は獣医師にみてもらって下さい。獣医師と相談して、愛犬が妊娠中と出産後にどのくらいの頻度で検査を受けるべきかを見極めることが重要です。
子犬のケアをうまく開始する
生後1年間は、1~2日ごとに子犬の体重、発達、活動を記録するようにすると、獣医師による定期健診にとても役立ちます²。
1 Small Animal Clinical Nutrition, 4th Edition. Normal Dogs; Pregnancy in Dogs; p. 238
2 Small Animal Clinical Nutrition, 4th Edition. Growing Dogs: Weaning Period; p. 247
Contributor Bio

高橋智司
編集責任者: 高橋智司
アソシエイト ディレクター 獣医師
プロフェッショナル獣医学術部
日本ヒルズ・コルゲート株式会社