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飼い主としては、いつまでも愛犬に健康で長生きしてほしいですよね。食事の管理をしなければならないことはわかっていても、美味しそうにドッグフードを食べる姿が愛おしくてついついドッグフードをあげてしまったり、間食を与えすぎてしまったりすることがあります。でもそこに待っているのはペットの肥満。肥満は病気を引き起こしかねません。愛犬が太ってきたなと思ったらダイエットを少しずつでもいいので行っていきましょう。長期的に習慣化すれば無理なくダイエットが可能です。その方法をお伝えしていきます。
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犬の適正体重をご存知でしょうか?人間にも適正体重があるように、犬にも適正体重が存在します。毎日散歩しているし、体の見た目は問題ないし、大丈夫と思っている飼い主も多いのですが、しっかりと愛犬の体重を知り、管理することは重要です。『うちの子はちょっと太っていた方が可愛い』『少しくらい大丈夫。』という飼い主の考え次第で、犬の寿命が縮んだり、人間のように生活習慣病(糖尿病・高血圧・心疾患など)のような健康被害が起きたり体重を支えられなくなってしまい、ダイエットをしないと膝の痛みを引き起こしてしまう可能性もあります。

いつまでも愛犬には健康で長く生きしてほしいですよね。まずは、自分の飼っている犬の適正体重を知ることで、犬の健康を守ることができます。犬種によって違うので、自分の愛犬の適正体重を知って自分の犬との比較し、太っていればダイエット、痩せていれば食事の見直しをしましょう。また適正体重と共にチェックしておきたいのが適正体型です。
適正体型とは、痩せすぎず、太りすぎず、程よく筋肉や脂肪がついている体型のことを言います。犬の適正体型は『BCS(ボディコンディションスコア)』で判断することができます。BCS1「やせすぎ」、BCS2「体重不足」、BCS3「理想体重」、BCS4「体重過剰」、BCS5「肥満」の5段階に分かれています。

① 体を横から見て、ウエストの部分にどのくらいくびれがあるかチェックします。
② 体を上から見て、腰にどれくらいくびれがあるかをチェックします。
③ 肋骨を撫でて、どのくらい骨が浮き出ているかチェックします。
(長毛種の場合は、毛の下に手を入れてなるべく肌に近いところでチェックしてあげてください。)
④ ウエストの部分を触り、どのくらいくびれがあるかをチェックします。
⑤ 腰の骨を触り、どのくらい浮き出ているかチェックします。
以上がBCSのチェック方法になります。
適正体重と愛犬の体重は同じくらいでしたか?おそらく適正体重をオーバーした犬が多いと思います。飼い犬は毎日散歩しているとはいえ、肥満が多いと言われています。運動はもちろん、食事にも原因があると言われており、理由は単純で犬は自分で食事のコントロールや管理ができないからです。飼い主に与えられたら全て食べてしまいますよね。飼い主による間違った健康管理が肥満へと導いてしまうことが多いので、ダイエットしなければならない状態になる前にフードのあげ方から見直しましょう。
犬は1歳までが成長期です。この成長期に生涯脂肪細胞数が決まると言われており、生涯脂肪細胞数が増えてしまうと、この数が減らないと言われています。つまり、1歳までに太ってしまうとダイエットをしても痩せにくい体になってしまうのです。とはいえ、エネルギーを必要としている時期ではありますので適正な栄養価の高い食事も必要です。そのバランスが重要です。一方、1歳からは成長(体重増加)に必要なエネルギーは減少傾向になりますので、必要以上の食事の量や間食などで高カロリーになると消費できず肥満の原因となります。特に室内で飼っている場合は、食事の時間が決まっていても、人の食事の時間になると何か食べたそうな顔をして隣に座られると、ついつい追加で食事を与えてしまう。なんていう経験ありませんか?これも過剰なカロリー摂取の原因となります。

では一体、犬が肥満になるとどんな病気を引き起こすのでしょうか?人間と一緒で肥満になるとさまざまな症状を引き起こす原因となります。
・心血管疾患
・骨関節疾患
・循環器と呼吸器の問題
・尿路結石
高カロリーな食事や、時間を決めずに何度も食事を与えたり、間食を与えたりすると、エネルギーを溜め込む一方で、運動したり遊んだりしてもエネルギーを使いきれず、脂肪を溜め込む原因となります。この脂肪が内臓に付着し、各臓器に負担を与えることで臓器の機能低下の原因となります。脂肪を溜め込み、体が重くなればなるほど運動をしたがらなくなり、寝てばかりでさらに肥満になるという悪循環がとても危険です。
肥満が原因で病気にならないためにも、犬のダイエットは必要です。ただし、闇雲に食事制限させたり無理に過度な運動をさせたりするダイエットは、犬の体に負担がかかり、別の健康問題を引き起こす可能性もあります。まずは、ダイエットが必要と思ったら獣医師の診察を受け、愛犬の健康状態を確認し、現状疾患がないかを確認した上でダイエット方法を相談してみるのも一つの方法です。
子犬は生後1年間、ワクチン接種のために複数回の通院が必要になる場合があります。成犬は一般的に年に1回の検診が効果的ですが、高齢犬や特別なケアが必要な犬は、より頻繁な検診が必要になる場合があります。
犬の効果的なダイエット方法は、ドッグフードを見直し、毎日適度な運動をすることです。これは人間も一緒ですね。いきなりドッグフードを減らしたりしても、犬は自分がダイエットさせられることを知らないのでストレスになることも・・・。また、食事制限はかわいそうだからと過度に運動をさせるのもNGです。特に、肥満の犬は体重が重いため、関節に負担がかかって怪我や関節炎の原因にもなりかねません。食事と運動をバランスよく取り入れて、犬にストレスがかからないようにダイエットをさせることが必要です。

ダイエットだからといって、ただ食事量を減らしてしまうと、エネルギーが足りなかったり、ストレスを引き起したりすることがあります。空腹感を緩和し、満腹感のあるフードの与え方について見ていきましょう。
一度に与える食事の量を調節し、与える回数を増やすことで空腹感を軽減することができます。他にも、血糖値の安定、食べ過ぎや過度なカロリー摂取を防ぐことにも役立ちます。1日に与える食事の量については、個体によって異なります。獣医師としっかり相談して決めるようにしましょう。
カロリーを抑えながら、ビタミン、ミネラルなどの栄養摂取に役立つことから、野菜やささみなどでかさましすることも効果的です。これは、空腹感を和らげることにも役立ちます。ただし、与える野菜をどうするかなどは、獣医師と相談の上決めていくのが良いです。
人のダイエットと一緒で、真っ先に目がいくのはカロリー表示ですよね。もちろんカロリーが少ないドッグフードの方がダイエットには効果的なのですが、犬が成長期の際はエネルギー不足にもなりかねません。犬の骨格や運動量も加味してドッグフードを選択しましょう!
カロリーの次に気にするべきポイントは、高タンパク&低脂肪。これらはダイエットに必須です。タンパク質を摂取することによって健康維持や筋力アップに貢献してくれます。ドッグフードに質の良いタンパク質が含まれているか確認し、タンパク質量もチェックしてみましょう。*高タンパクは腎臓への負荷もかかるので犬の健康状況を確認して摂取する必要があります。
また、次のポイントはGI値です。ダイエットが必要な犬は糖尿病の可能性があるため、血糖値をみることが必要です。GI値が低いと血糖値が上がりにくいので、体への負担も軽減できます。そして最後に、ドッグフードに食物繊維が入っているとなお良いですね。お通じの改善もダイエットに効果的です。
満腹感を持続させられるかは過食を防ぐ上で重要です。食物繊維や水分が含まれるものがおすすめです。また、適度な脂肪を含む食事も満足感を高めることに貢献します。与えすぎはもちろん避けるべきなので注意しましょう。
犬のダイエットにおいて代謝はとても大切です。ビタミンやミネラルなど代謝をサポートする成分が入っているものが良いです。また、ダイエットフードに含まれることがある「L-カルニチン」も代謝を促進するものです。
犬のダイエットフードで人気が高いのがヒルズのドッグフード。世界的に有名なブランドで世界86カ国で販売されています。その中でも特におすすめしたいのが、減量をサポートする『サイエンス・ダイエット』 です。
サイエンス・ダイエットは、消化によい自然素材+ビタミン・ミネラル・アミノ酸を使用しています。

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また、食いつきの良さがいいとの口コミも多く見受けられます。ヒルズでは味の専門家が「味・香り・粒のかたち・食感・形」を犬の嗜好に合わせて研究しているので、犬が喜ぶのも納得です。

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フードの見直しと同時に重視したいのが運動です。これも人と一緒ですが、しっかりと基礎代謝を上げ脂肪を溜めにくい体にするのが重要です。では、どのような運動がダイエットに良いのでしょうか。「室内」「室外」の観点より紹介します。
ダイエットなど効率的に脂肪を燃焼させるためには、筋力をあげ、日々の適度な運動が大切です。水泳も犬にとって良いのですが、なかなか飼い主側が続かない場合もあります。そこで、最もおすすめなのは、毎日長時間楽しく歩くことです。犬も飼い主と一緒に散歩して精神的にもプラスになりますし、無理のないエクササイズとして毎日続けやすいので有効です。
室外運動だけでなく、室内でも運動を取り入れることが効果的です。例えば、階段を利用した昇り降り、ボール、ロープ、おもちゃを使って運動に楽しさを取り入れてみるのもいいです。
室内外に関わらず、犬にとって過度な運動は避け、年齢や健康状態を考慮した上で、どのような運動を取り入れるかよく検討、または獣医師に相談してから決めていきましょう。
最後に、適正体重、適正体型を意識するあまりに、急激な食制限や過度な運動で、逆に健康を害することになりかねません。犬はダイエットされていることが理解できないため、あくまでも、犬にとってストレスのないように、犬の様子を見ながら少しずつ行うことが望ましいです。
この記事は私たちのスタッフライターの一人が執筆しました
低カロリーのフードで、愛犬の体重管理をサポートすることができます。無駄のない筋肉づくりに必要な高品質なたんぱく質を豊富に含み、風味豊かで栄養価の高い食事となるよう厳選された原材料を使用しています。臨床的に証明された抗酸化成分、ビタミンCとEが、健康な免疫システムの維持をサポートします。
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