子犬のデイケア(幼稚園)は行くべき?

執筆: エリン・オリラ
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万全の準備を整えて、ついに子犬を飼い始めたとします。けれども、「仕事に行くから週の5日はお留守番していてね」と子犬にわからせるのはなかなか難しいものです。留守の日中は、子犬がひとりでお留守番する練習になっているはず・・・だとか、
やっぱり遊び仲間としてもう一匹飼ったほうがいいかも・・・と考えるかもしれません。にしても、ほかに何かもっといい方法がないか、とも考えるかもしれませんね。そんなときは、しつけ教室で行われている子犬のデイケア(幼稚園)を検討してみませんか?

子犬のデイケアとは?

子犬のデイケアは幼稚園や保育園とも呼ばれ、飼い主さんが出かけている間に子犬を預かり、世話をしてくれるサービスです。子どもを預ける託児所や幼稚園と同じですね。こういったドッグトレーナーが常駐している施設では、子犬の社会化やアクティビティを行い、さらにお昼寝できる場所も用意しています。

ペットシッターやペットホテルとは違います。ペットシッターは主にスタッフが飼い主の自宅に行き、1匹または少数のペットを1回につき数時間から数日間、世話をするサービスです。ペットホテルは家族の旅行や住宅のリフォームなどの際に、泊りがけで数日間犬を預けるところです。一般的にいわゆる食事や排泄、お散歩など必要なお世話をしてくれますが、トレーニングなどのサービスはありません。

犬のトレーナーは、子犬が起き上がって物乞いをするように訓練します

子犬のデイケア:検討するときに気を付けたいポイント

一日のほんの数時間だとしても、デイケアが愛犬にとって良い環境であることを確認しておくことが重要です。まずはお試し体験ができるところを探してみましょう。お試しだからといって、ただ預けて出かけてしまっては、飼い主さんがいない間のデイケアの様子を知ることができませんから、まずは事前にペットと一緒に行って施設を見学し、愛犬がスタッフや他の子犬たちと触れ合う様子を見せてもらいましょう。また、犬たちが十分に遊びまわれる広さがあるか、施設内は清潔か、といったことをチェックすることも大切です。

愛犬をデイケアに預けた場合、担当になってくれるドッグトレーナーやスタッフを確認しておきましょう。犬のデイケアには必ず安全を管理するリーダーと、犬たちの世話をするアシスタントがいるはずです。また、人と犬の比率が大人1人に対して犬10~15匹以内(できれば大人1人に対して犬5匹がベターだというのが、The Barkの見解です)のデイケアを探すようにしましょう。

初めて預ける日のための準備

犬のデイケアに預ける前に、愛犬の社会化やしつけをある程度進めておいたほうがいいでしょう。多くの施設では子犬と飼い主が学ぶしつけ教室(パピークラス)も開催しているので、仕事がお休みの日には一緒に勉強に出かけるのも良い方法です。また、デイケアに申し込む際には狂犬病予防注射やジステンパーなどの混合ワクチンの接種証明書の提出を求められるケースが大半。施設によってはノミ・ダニ駆虫薬の投与が必要になる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

最初にお試し体験をしておけば、犬は初めて預けられる日の前に施設の環境に慣れておくことができるため、それほど不安を感じなくて済むでしょう。もし飼い主の予定がつくようなら(そして、施設が許可すれば)、最初の1〜2日は半日だけ預けるようにするのも一案です。たとえば午前中、デイケアに愛犬を連れて行ってから少し残って一緒に遊び、施設で安心してくつろげるようにサポートしてあげましょう。本格的にデイケアに預ける前に短時間の預かり体験をしておけば、いきなり知らない人間やよくわからない犬がいるところに捨てられたのではなく、飼い主があとでちゃんと迎えに来ると理解してくれます。とくに分離不安傾向のある幼い子犬や、知らない場所に連れて行かれると強い不安を感じる犬の場合は、このステップが重要になります。

子犬のデイケアはどんなところ?

愛犬を犬のデイケアに預ける最大の理由のひとつが、犬の社会性を育て、エネルギーを発散させることです! 一日の終わりに迎えに行ったときには、健康で満足そうに遊び疲れた愛犬を見たいもの。どの施設も独自のさまざまなプランを用意していますから、気に入ったところを選ぶといいでしょう。一日中、自由に遊ばせるところもあれば、決まったアクティビティを用意しているところも。また、スタッフが愛犬の様子をまとめた連絡帳を渡してくれたり、遊んでいるペットの写真をメールなどで送ってくれたりする施設もあります。

子犬のデイケアで愛犬の安全を守るには

子どもの託児所や幼稚園と同じように、愛犬がどのように過ごしたかスタッフから連絡帳に加えて報告があるはずです。たとえば、問題行動などが見られた場合は教えてくれますし、特別なケアが必要な場合には連絡してくれるでしょう。また、子犬が集まるデイケアでは感染症に対して十分に注意を払うため、「体調不良のペットは自宅で過ごす」という方針を設けている施設もあります。もし別の犬にケンネルコフなどの病気の兆候が見られたら場合には、情報が共有されるでしょう。

いろいろな準備をお伝えしましたが、思いがけないアクシデントはつきものです。念のためペットを預ける際に、施設で事故が起きたときの補償についても確認しておきましょう。ペットは弁解できませんし、飼い主は起きたことを自分の目で見ることができないのですから、治療費や物的損害の責任の所在を知っておくことが重要です。こういった意味では、デイケアの様子をライブ配信している施設を選ぶのも良い方法です。

何より大切なのは、大らかな気持ちで見守ること。犬には犬同士でしか学べないこともたくさんあります。慣れてくれば犬はきっと子犬のデイケアが大好きになるでしょうし、飼い主さんもその必要性を実感することでしょう!

Contributor Bio

筆者紹介

エリン・オリラ

メッセージが持つ言葉の力は受け手に伝わり、時に大きな変化をもたらしうると信じるライター。インターネット、出版物と活動の場は広く、執筆内容はインタビュー、代筆、ブログ、独創的なノンフィクションなど、多岐にわたります。SEO(検索エンジン最適化)、ソーシャルメディア全般にも詳しく、フェアフィールド大学でクリエイティブ・ライティングのMFA(美術学修士)を取得しています。ツイッターは@ReinventingErin。さらに詳しい情報は彼女のホームページ、http://erinollila.comで入手可能です。

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