【動物病院・専門店限定】独自の研究を重ねた果物や野菜、ビタミン等のブレンド「エイジングケアテクノロジー」が、脳の健康を維持し、毎日の活力をサポート
活動量が少ない愛犬に適切な栄養バランスで、適正体重の維持をサポート。消化に良い高品質な自然素材を使用し、おいしさにもこだわっています
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ノミやダニは不快なだけではなく、ペットの健康の大敵です。ノミ・ダニ駆除薬を投与されていない犬と猫は、ノミアレルギー性皮膚炎など、あらゆる病気のリスクがあります。どんな駆除薬の種類があるのかご紹介します。
ペットがトカゲなどの生き物をイタズラしたり食べようとしたりすることはありませんか?こういった生き物については、少なくとも安全とは言えず、できるだけ接触させないようにする必要があります。その理由をご紹介します。
犬と猫の尿石症、および尿中の結晶について解説します。尿中の結晶の種類や犬と猫の違いについて学びましょう。
猫も人間や他の動物同様に感染症にかかります。感染症とは,ウイルス,細菌,カビなどの病原体が生体に侵入(感染)し,病気を起こしたり,他の動物に感染を移すことを意味します。また,寄生虫病も広い意味で感染症に含まれます。細菌やカビ,あるいは寄生虫に対しては多くの場合,治療薬があるので万一感染しても薬で治療することが可能です。しかし,ウイルスに対する薬はほとんどないので,免疫によって感染しないようにすること,あるいは感染しても免疫によって回復することが頼みの綱になります。
猫の上部気道感染症では,くしゃみ,鼻分泌液,眼結膜や口腔内の炎症が典型的な症状としてみられます。このような病気を起こす病原体としては,ウイルス性では猫ヘルペスウイルス,猫カリシウイルス, 細菌の仲間ではクラミドフィラ, マイコプラズマ,ボルデテーラが代表的です。免疫のない子猫ではウイルス感染はよくみられ,多くの場合の症状はくしゃみや鼻水と発熱,元気消失ですが,カリシウイルスに感染すると肺炎で死亡する場合もあります。
猫の全身性ウイルス感染症としてはネコパルボウイルス(猫汎白血球減少症ウイルス)による全身感染症の猫汎白血球減少症が,免疫のない猫には最も激しい病気を起こし,発熱,嘔吐,衰弱などで,子猫は死亡することもあります。上部気道のウイルス2種類とこのパルボウイルスの感染を予防するワクチンがあるので,これを正しく接種しておけば猫は守られます。正しいワクチンの使い方は,1歳未満の時期に,早くから(8週齢くらい)遅くまで(16週齢くらい)何回もワクチンを接種することで,その後6カ月齢ないし1歳齢で追加接種するとほぼ完全な免疫ができあがります。その後は,適切な間隔で(通常は3年おき程度)追加を行えばよいのです。もちろんワクチン接種はその猫の住んでいる環境によってより頻繁に接種するなど,調節も必要です。
また全身の病気を起こすウイルス感染症としては,猫白血病ウイルス(FeLV)感染症,猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症があります。これらのウイルス感染症では,血液の病気,免疫不全など非常に多くの全身の病気が起こり,感染した猫は長生きすることは難しくなります。猫白血病ウイルスは感染猫と同居していて毎日なめ合うことで若い猫が感染し,成猫は免疫の力でウイルス感染をはねのけ,治ってしまいますが,子猫や免疫に弱みを持った猫では,治らずに病気を発症してしまいます。猫免疫不全ウイルスは喧嘩のかみ傷からどのような年齢の猫でも感染します。最近はウイルスの病原性が弱くなり,多くの猫は無症状で長生きできるようになりまし たが,一部は免疫が障害されるエイズの状態になってしまいます。これらの感染症は血液の検査で診断できるので,同じ家の中で同居する場合には部屋を分ける,あるいは猫を外に出さないことで感染から猫を守ることができます。ワクチンもありますが,それに頼るよりも接触を避けることが一番です。
猫伝染性腹膜炎(FIP)は,突然変異で病原性が強くなったFIPウイルスによる全身感染症で,発症すると多くが死亡する病気ですが,強いストレスを受けている,あるいは他のウイルス感染で免疫が低下している多頭飼育の若い猫などを中心にまれに起こる病気で,猫から猫へ次々に感染する証拠は一般にありません。したがって,通常の家庭でストレスなく暮らしている猫ではみられないものです。
このように抗菌剤などの薬物が効かないウイルス感染症では,感染させない,予防する,そして万一感染した場合でも回復を促すことが重要で,これらすべてに免疫が深く関わっています。免疫とは,体に備えられた防御システムで,感染症にかからないようにすること,感染症から早く回復することの両面で非常に大切です。
子猫は生後1年以内にワクチン接種のために複数回の通院が必要になる場合があります。成猫は一般的に年に1回の検診が効果的ですが、高齢猫や特別なケアが必要な猫はより頻繁な検診が必要になる場合があります。
現在では,動物病院から発信される正しい獣医学の恩恵で,猫の寿命が大きく伸びていることをご存知でしょうか? 昔は,感染症で多くの子猫が死んでしまい,また外に出る猫が交通事故で死んでしまい,1990年当時の調査では猫の平均寿命は5歳でした。しかし現在では15歳以上が平均寿命とされています(2019年 全国犬猫飼育実態調査結果,一般社団法人ペットフード協会)。何が変わったのでしょうか?
猫の長寿の秘訣は,正しい栄養,正しいワクチン接種,家の中でのストレスを避けた生活なのです。栄養というのは猫の体を作り,いろいろな内臓に負担を掛けない意味で非常に重要ですが,実は免疫にも深く関わっているのです。すなわち,ここであげた栄養,ワクチン,ストレス回避,全てが免疫に関わっています。ワクチンを接種して正しく免疫応答ができるためには,正しい栄養が必要です。病気からの回復のための免疫にも正しい栄養が不可欠です。免疫というのはリンパ球という細胞の働きそのもの,あるいはリンパ球が生産する抗体やサイトカインという蛋白の働きであり,これらすべてに食事から蛋白質を正しく供給することが必要なのです。そして,外に出さないことで感染源の猫との接触を避け,またダニが多い地方ではダニが媒介する恐ろしいウイルス感染症(重症熱性血小板減少症候群:SFTS)からの予防にもなります。家の中のよい環境でストレスなくぐっすりと眠ること,これも免疫を高めるために重要です。ストレスは副腎皮質ホルモンの分泌を促し,それが続くと免疫が低下します。過剰な多頭飼いで,自分の住み場所に他の動物や人が侵入してくることが猫にとって一番のストレスとなります。これがウイルス感染症蔓延の大きな要因になるのです。また,最近ではストレスが多い環境に住む猫のための食事も開発されています。
猫の感染症対策の基本も結局は人間と同じ,ワクチンを正しく使う,感染源を避ける,良質の栄養を十分にとり,ストレスを避けてよく寝ることです。このような 環境を猫が自分で用意することはできないので,これがペットオーナーのできる感染症対策,言い換えれば猫を長寿に導く秘訣なのです。
プロフェッショナル獣医学術部
プロフェッショナル獣医学術マネジャー
日本ヒルズ・コルゲート株式会社
胃腸の弱い猫について、深掘りしていきます。このようなケースでの食事の役割について学びましょう。
ウェットフードは一般的に猫が好み、味にうるさい猫にはぴったりな選択肢になります。ウェットフードの利点や与え方について確認しておきましょう。
トイレトレーニングをはじめ、様々なシチュエーションにあわせた愛猫のしつけにチャレンジする方も多いですよね。良い行いにはごほうびを与えるなど、トレーニングの目的にあわせた最適な方法をご紹介します。
猫の食性を理解して、理想的な食事回数を覚えておきましょう。また自動給餌器を利用する方法についても解説します。
低カロリーのフードで、猫の体重管理をサポートすることができます。無駄のない筋肉づくりに必要な高品質なたんぱく質を豊富に含み、風味豊かで栄養価の高い食事となるよう厳選された原材料を使用しています。臨床的に証明された抗酸化成分、ビタミンCとEが、健康な免疫システムの維持をサポートします。
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