子猫にしつけをするときに使える陽性強化(正の強化)

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「猫が良い行動をするのが当たり前だと思ってはいけない」というのは非常に重要な考え方です。猫任せにしないで、飼い主が子猫に望む行動のすべてをきちんと教えていきましょう。望ましい行動や正しいことをやり遂げたことに気づいたら、必ずほめてあげるようにしましょう。トイレや爪とぎポストを使ったとき、おもちゃで遊んだとき、ゆったりと落ち着いてお手入れさせてくれたときには、数粒のサイエンス・ダイエット猫用 などの食べ物のごほうびを与えます。

Cat and owner training周りに人がいても、リラックスして社交的でいられる猫に育ってほしいと思ったら、幼いうち(特に生後2~3カ月の間)に、好ましい社会的経験をたくさん積ませる必要があります。年齢や外見がさまざまな人たちに頻繁に家に来てもらいましょう。ごほうびにはフードやおやつに加え、おもちゃ、遊びも取り入れれば、子猫は慣れない人々による訪問を楽しみに待つようになるでしょう。

子猫の心身の成長には飼い主の接し方も影響を与えます。遊び噛みをうながすようなちょっかいや、ゲームを子猫に仕掛けるのはやめましょう。また、好奇心旺盛な子猫が入り込んだり壊したりしそうなものは、手の届かないところに片付けてください。カウンターの上に残された食べ物、植物、キラキラ光る物は、ほとんどの子猫に魅力的で、いたずらを誘うことになってしまいます。

Contributor Bio

高橋智司

編集責任者: 高橋智司
アソシエイト ディレクター  獣医師
プロフェッショナル獣医学術部
日本ヒルズ・コルゲート株式会社

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