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ウェットフードとドライフード、どちらの方がいいのか・・・?ペットを飼っている方にとっては一度は考えたことのあるテーマかもしれませんね。結局のところ、栄養バランスが適切に整っているフードであれば、適量を与える限りどちらも優れた栄養源であることに違いはなく、両方を混ぜて与えている飼い主さんもいます。もちろん、ウェットフードとドライフードにはそれぞれメリットとデメリットがあります。愛猫にとってベストな選択をするために、知っておきたいことを見ていきましょう。
ウェットキャットフードは缶詰になっていたり、一食分ずつ個包装されたりしていて風味が良く、猫に人気があります。特定の病気を診断された猫にとっては、むしろウェットフードの方がいいこともあります。一般的にウェットフードは水分量を多く含み、より多くの水分を摂取できるようになるので、尿路や腎臓に配慮が必要な場合には、腎臓病に伴う脱水症状の予防にも役立ちます。その他の健康問題を抱えている猫にとっても、ウェットフードは体水分の維持を助けるため、良い選択肢となります。
一方で、ウェットフードにはその特徴が故のデメリットもあります。まず、ウェットフードは一般的にドライフードと比較して値段が割高になります。そのため、金銭的な理由から、ドライフードを選択するということもあるでしょう。次に、その水分量の多さから、一般的に日持ちしません。一時的に保存する場合にも冷蔵庫で保存する必要があります。冷蔵庫にしまう場合、ほかの食品にその匂いがうつらないように何かしらの容器に入れるなどの配慮も必要になるでしょう。さらに冷蔵庫で保存したウェットフードは冷たくなってしまい、開けたてよりも風味が落ちて猫が食べなくなることもあるので、その場合には電子レンジで(使用できる容器で)数秒程度温める必要があります。さらに、一度に食べきらず残してしまった場合、ドライフードのように出しっぱなしにすることは基本NGです。季節や室内環境にもよりますが、食べきれなかった分はすぐに片付けましょう。
長毛種や被毛の色が淡い色の猫の場合、ウェットフードは口の周りが汚れることがあるので、あまり与えたくないと考えている飼い主さんもいるかもしれませんね。でも、一般的に猫は几帳面に 毛づくろいをする ので、たいていは自分で顔をきれいにしますし、次第にあまり汚さずに食べられるようになるかもしれません。たまたま愛猫があまり毛づくろいの得意でない猫さんだった場合には、平たいお皿にフードを入れて与えるとか、ペット用のウェットティッシュで食後に拭き取ってあげるなどすることで、解消できるでしょう。
子猫は生後1年以内にワクチン接種のために複数回の通院が必要になる場合があります。成猫は一般的に年に1回の検診が効果的ですが、高齢猫や特別なケアが必要な猫はより頻繁な検診が必要になる場合があります。
一般的にドライフードは使い勝手のいい大きさの袋入りで売られていて、開封後はきちんとジッパーを閉じるか、クリップ止めをするなどして「賞味期限」まで十分保存することができます。ウェットフードよりも安価で長持ちするので、お財布にやさしいとも言えますね。
猫によっては、 自由採食法, で、いつでも好きなときに食べられるように、ドライフードの置き餌で満足してくれる猫ちゃんもいることでしょう。一方で、あるだけ全部一気に食べてしまう猫ちゃんの場合は1回分ずつきちんと量って与えなければなりません。さらに、太り気味や食いしん坊の猫ちゃんにも、適量をしっかり計量して与えることが必要です。
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ウェットフードの利点である水分量という点から言えば、積極的な水分摂取が推奨されるような健康トラブルを抱えている場合には、ドライフードはかなわない、と言えるのかもしれません。また、歯ぐきや歯などの口内にトラブルが生じている場合には、やわらかいウェットフードの方が望ましいでしょう。さらに高齢になると、若い頃に食べていたカリカリのドライフードよりも、口当たりがやわらかいウェットフードのほうが食べやすいかもしれません。いずれにしても何らかの健康トラブルを抱えている場合には、その猫の栄養ニーズに最も合ったフードを選ぶために、獣医師に相談することが絶対に必要です。
ミックスフィーディングとは、ドライフードとウェットフードの両方を1日の中で組み合わせて与えることです。混ぜて与えたり交互に与えたりすることで、両方のいいとこ取りをすることができます。例えば、朝にはドライフード、夕方にはウェットフードを与えるといった方法です。これであれば、猫は日中好きなタイミングでドライフードを食べることができますし、ウェットフードは猫の様子を見ながら片づけることができます。また、同じ食事に飽きやすいタイプの場合には、ドライとウェットのキャットフードを混ぜて与えるという方法で、食事に変化をつけ、かつ猫の毎回の食事の水分を増やすことができます(ただし猫によっては濡れたドライフードを嫌う場合もあるので、好みに合わせるようにしましょう)。このようにミックスフィーディングは利点も多いですが、与え過ぎには注意が必要です。猫が健康的な体重を維持できる適正カロリーを超えないように、常にきちんと量って与えることが重要だということを忘れないようにしましょう。
いかがでしたか?ドライフードにもウェットフードにもそれぞれ特徴があり、猫の好みや性格、健康状態といった猫自身のことに加えて、飼い主さんの生活パターンなど様々な要素を考慮した上で、愛猫にとってベストな食事が決まるともいえるでしょう。食事選びに迷ったら、まずはかかりつけの獣医師に相談してみてくださいね。
この記事は私たちのスタッフライターの一人が執筆しました
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