
ウェットフードとドライフードの違いとは?
ペットに最適なフードを見つけましょう。
ペットに最適なフードを見つけましょう。
ペットに最適なフードを見つけましょう。
ドッグフードには、今やさまざまなブランドや商品がたくさんあって、迷ってしまうことも多いことでしょう。その第一段階として"ウェットフードとドライフード、どっちがいいのか問題"は多くの飼い主さんが最初に疑問に思うことかもしれませんね。
この問題を議論する前に、まずは愛犬の健康状態全般、年齢、行動上のニーズを考えてみましょう。結局のところ、どちらのタイプも犬の食事として問題は無いものですが、どちらがより向いているかを決めるには、それぞれのメリットについて知ることが大切です。
ウェットフードのメリット
缶詰やパウチなどのパッケージで販売されていることが多く、ドライフードと比較して次のような優れた長所があります。ただし、ウェットフードの中には、総合栄養食ではないものもありますので、主食として選ぶときには総合栄養食を選ぶようにしましょう:
- 水分が多い: ウェッフードには、無理なく水分補給ができるという優れたメリットがあります。犬が水を十分に飲まない場合や、高温で乾燥した気候で暮らしている場合、あるいは脱水しやすい場合や、尿石症などで積極的な水分補給が必要な場合には、ウェットタイプのドッグフードを与えることで適切に水分補給させることができると PetMD は説明しています。とはいっても、新鮮な水をしっかり飲むことは欠かさないようにしましょう。
- 食べやすい: 歯が抜けたり、咬み合わせが悪かったり、口がとても小さかったりして、ドライフードをうまく噛めないワンちゃんもいます。そんな場合は、ウェットフードの方がずっと食べやすいでしょう。
- 匂いがよく食欲をそそる: 犬も歳をとると嗅覚が衰え、若かった頃のようにドライフードを嬉しそうにもりもり食べなくなったりすることもあります。ヒルズ サイエンス・ダイエット シニア 7才以上 高齢犬用 缶詰 ビーフなどのウェットフードなら、美味しそうな匂いと風味がたっぷりで、そんなワンちゃんの食欲も刺激してくれるでしょう。
- 満腹感:ウェットフードには水分が多く含まれるため、満腹感を感じやすくなります。ワンちゃんが底なしの食欲の持ち主で、体重管理の必要がある場合などは、こうした特徴が役に立つでしょう。
ドライフードのメリット
一般的にドライフードは、その多くが総合栄養食として犬に必要な栄養が十分に含まれていて、次のような長所があります:
- 便利:一般的に、ドライフードは開封しても常温で日持ちするため、利便性が高いといえるでしょう。 シニアになって一度にたくさん食べられなくなり、犬のペースで食べてもらうためにフードをしばらくそのまま置いておくような状況であっても、すぐに傷んでしまう心配がありません。ただし、フードが濡れたりした場合には都度交換したほうがよいですし、そうでなくても1日毎に取り換えるようにしましょう。
- 経済的:犬の体重に対して必要なフードの量の価格を考えると、 一般的にドライフードはウェットフードに比べて安価です。
- 歯磨きに役立つものもある: ドライフードの中には、フード粒に工夫を凝らすことで、物理的に歯垢の蓄積を軽減するなど口内の健康維持に役立つものもあります。
- 知育玩具に利用できる:フードパズルなど、学びながら遊べる犬のおもちゃに使うおやつとして、ドライフードは便利です。忙しくて犬の遊び相手をしてあげられないときや、「食いしん坊」の食べる速度や量をコントロールしたいとき、このフードを使った知育玩具で犬に楽しんでもらうことができます。普段はがんばらなくても自動的に食事をもらえるといった状況から、パズル遊びを通じて食べ物を獲得する心理的刺激を与え、生活の質を高めてあげましょう。
両方のいいとこ取りをする
食事の与え方の選択肢として、ウェットフードとドライフードの両方を選択するという方法もあります。両方のフードを同じボウルの中で混ぜたり、朝はドライフードで夜はウェットフードにしたり(またはその逆)、あるいはとてもお利口だったときに「ご褒美」としてウェットフードを与えたり、いろんな方法があります。ただ、混ぜて与えるときはくれぐれもカロリーオーバーにならないように気を付けましょう。特に、体重管理 をしている場合は要注意です。
ただし、獣医師から指示された療法食などのドッグフードを与えている場合には、特別な指示が無いかぎり、基本的には指示されたフードのみを与えるようにして、別々のものを混ぜないようにしましょう。ヒルズ プリスクリプション・ダイエットは、ペットのニーズに合わせて特別につくられている療法食のため、別のブランドを混ぜて与えると、ヒルズが提供する正しい栄養バランスが損なわれてしまいます。
獣医師に相談する
愛犬の健康のことで気にかかることがある場合や、ドライフードにするかウェットフードにするかで悩んでいる場合には、獣医師に相談しましょう。
そして、ウェットフード、ドライフードどちらを使用するにしても、ドッグフードを切り替える際は切り替えの際に注意したいこと を必ず守ってスムーズに進めるようにします。初めて新しいフードを混ぜて与えるときは、少量ずつ試すようにしましょう。少しずつ混ぜてみながら、犬の体調や好みなどをよく観察します。気を付けたいのは、フードの切り替えを急ぎ過ぎたり、頻繁に行ったりしないことです。ワンちゃんがお腹をこわしてしまうかもしれません。また、フードを選ぶ際は、愛犬の健康状態のニーズに合った、栄養のバランスがとれた内容のものを選ぶようにしましょう。