人間と同様、犬や猫も腸のマイクロバイオームのバランスが大切と考えられています。では、マイクロバイオームとは一体どのようなものでしょうか? マイクロバイオームは、ペットの消化管の中に存在する生態系で何十億もの細菌や微生物から構成されます。 その生態系には、望ましい細菌と望ましくない細菌のどちらも含まれていて、それぞれのペット特有の構成になっています。私たちは、愛犬や愛猫の腸内マイクロバイオームのバランスを整えてくれる食事により、急性や慢性疾患のケアに役立てることができます。

腸内マイクロバイオームの力で、ペットの健康を育む

マイクロバイオームは、消化器の健康だけでなくペットの全身の健康バランスに重要な役割を果たす、小さな生態系と考えるとわかりやすいでしょう。 環境に適した植物を選ぶことが樹木を繁茂させるように、生き生きとしたマイクロバイオームを育むには、環境に適した細菌が重要です。

腸内マイクロバイオームの健康と栄養に関する新しい知見を活かし、犬や猫にプレバイオティクス等の食物繊維が豊富な成分を積極的に給与することで、腸管の既存の生態系(マイクロバイオーム)をサポートし、育んでいくことができます。

10年以上に渡りマイクロバイオームに関する研究に取り組んできたヒルズは、マイクロバイオームと栄養に関する分野でペットフード業界のトップを走り続ける企業のひとつです。

従来の知見のその先へ

従来、慢性的な下痢や便秘といった繊維反応性の消化器系の不調を解決するには、食物繊維を利用した療法食や犬猫用のプロバイオティクス、もしくはチキンとライスの手作り食などが一般的な食事でした。 しかし、これらの方法にはそれぞれ利点と欠点があります。

食物繊維を利用した療法食

利点:
大腸の水分バランスを整え、消化器症状をケア (犬の下痢や猫の便秘)

欠点:

  • 効果が現れるまでに時間がかかることがある
  • 全ての消化器症状に効果がある訳ではない

犬猫用のプロバイオティクス

利点: 
急性の犬の下痢に役立つことがある

欠点:

  • 根本的な解決にはならない
  • 宿主特異性がない(既存の腸内マイクロバイオームに働かない)

チキンとライスをベースとした
手作り食

利点:
胃に優しい

欠点:

  • 偏った栄養バランス
  • 手間がかかる

消化器ケアの新しいアプローチ マイクロバイオーム

腸内マイクロバイオームが犬と猫の消化器の健康に大きく影響することは、さまざまな研究によって明らかになっています。 しかし、さらに新しく画期的な科学的知見により、腸内マイクロバイオームが消化管の健康だけでなく、犬と猫の全身の健康も左右することがわかってきました。 つまり、腸内マイクロバイオームを育み、維持していくことが、消化管と全身の健康に重要なのです。

生物学に基づいた犬猫の栄養学における世界的なリーダーであり、10年以上にわたりマイクロバイオームの解析を行ってきたヒルズは、ペットのマイクロバイオーム研究の先駆者です。

ヒルズでは、腸内マイクロバイオームを理解するために、次世代シークエンス技術などの先端テクノロジーを利用し、 プロバイオティクスを与えなくても、食事によってペットの消化器の健康によい影響を及ぼすことができることを発見しました。

これらのテクノロジーに基づき、ヒルズはマイクロバイオームの健康を消化器ケアの最前線と位置づけ、規則的で健康な便通をサポートすると同時に、個体ごとにバランスの取れた腸内マイクロバイオームを育むことに取り組んでいます。

今すぐチェックマイクロバイオームの健康を消化器ケアの最前線に見据える、新しく画期的なイノベーション

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 愛犬や愛猫のマイクロバイオームの健康に最適な食事については、かかりつけの獣医師にご相談ください。