トイプードルの病気

トイプードルの病気 01 :
トイプードルの病気

トイプードルの病気

トイプードルはもともと健康的で活発な犬種ですが、頻繁な繁殖などに由来する遺伝性疾患を抱えているケースも少なくありません。

トイプードルのかかりやすい病気はいくつかあります。

トイプードルの目の病気

白内障・緑内障:目の中の水晶体が白濁する白内障、眼球内の液体により眼圧が高まって視神経を圧迫する緑内障、ともに視力障害を起こします。緑内障では一般に、激しい痛みも伴います。犬は臭覚や聴覚に優れているので、視覚低下に気づきにくいものですが、進行して失明に至ることもあります。

進行性網膜萎縮症(PRA):
目の網膜が変性・萎縮して、最終的には失明に至る遺伝性疾患。最近では遺伝子検査で調べることもできるので早めに動物病院へ。

トイプードルのてんかん

突発的に発作様の症状を起こします。30秒~数分ほどひっくり返り、泡をふいたり、けいれんしたりしますが、てんかんが収まった後は、元通りになることが多いです。原因も対処法もさまざまですが、主に抗てんかん薬の投与という方法があります。

トイプードルの副腎皮質機能亢進症(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)

クッシング症とも呼ばれます。副腎皮質から分泌されるホルモンの過剰分泌により、多飲・多尿、多食、皮膚が薄くなる、かゆみのない脱毛、嗜眠、肥満など、さまざまな症状が起こります。6歳以上に見られやすいトイプードルの病気です。

トイプードルの膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

後ろ脚の膝蓋骨、つまり膝のおさらが、ずれたり外れてしまう病気です。トイプードルのような小型犬に広く見られる病気で、もともと形成異常がある先天性と、打撲や落下などをきっかけに骨が変形する後天性に分けられます。

スキップのような歩き方、3本脚で歩く、つま先立ち、膝が腫れる、脚の痛みを訴えるといった症状をすばやく見抜き、早期発見・早期治療を施しましょう。

家の床をカーペットにする、昇降やジャンプなど後ろ脚に負担のかかる行動をさせない、肥満解消で膝に負担をかけない、など予防策もいろいろあります。

トイプードルの皮膚疾患

アトピー性皮膚炎:
ハウスダスト、ダニ、花粉、真菌などがアレルゲンとなり、これらを吸引することにより皮膚炎を起こします。かゆみから湿疹状態となります。
脂漏性皮膚炎:
内分泌系疾患により、あるいは体質的にフケが出やすく、全身をかゆがります。脂漏体質は、外耳炎の原因にもなりやすく、注意が必要です。
膿皮症:
皮膚が化膿する症状で、とくに目や口の周り、四肢のつけ根などに好発します。かゆみを伴う発疹から、脱毛、色素沈着、ひいては腫脹や膿瘍などを引き起こします。過度のシャンプー、あるいは不適切なシャンプー剤などが原因のひとつに挙げられますが、化膿の状態も原因となる細菌の種類もさまざまなので、適切な診療が望まれます。

トイプードルの偽血友病

血液の固まるために必要なタンパク質(フォンウィルブランド因子)が上手く働かないために出血しやすく、止血しにくくなる病気です。

偽血友病の症状としては、歯茎や鼻などからの出血、皮膚に紫色の血液跡が見られる、血便、血尿や関節内の出血により足を引きずったりすることもあります。最近では遺伝子検査で調べることもできるので、これらの症状が見られたら早めに動物病院へ。

トイプードルの先天的難聴

トイプードルは、先天的な難聴が見られる傾向にあります。治療法はとくに確立されていません。

トイプードルの僧帽弁閉鎖不全症

俗に心臓弁膜症と呼ばれる、小型犬に多く見られる心臓病。僧帽弁の変形により、心臓内で血液が一部逆流する病気で、発症時はその逆流音として、心内雑音が聴かれるのみで、大きな症状はありません。

食事療法、運動制限、薬物療法など、治療法はさまざまです。進行すると、咳やゼーゼーと苦しい息づかいをし、肺水腫を伴う呼吸困難を呈し、不整脈などにより突然死する場合もあります。

もし何か異常を感じたときは、すぐに動物病院での診療をお受けになる事をお勧めします。

ページの先頭へ