コーギーの病気

コーギーの病気 01 :
コーギーの病気

コーギーの病気

胴長のコーギーにとって、もっとも気をつけなければならない病気といえば、頚椎椎間板ヘルニアです。しかし、コーギーのかかりやすい病気は、ほかにもいくつかあります。

コーギーの頚椎椎間板ヘルニア

コーギーは、胴長・短足のその体型から、頚椎椎間板ヘルニアの発症率が高いです。ヘルニアは、背骨の中を通る脊髄という神経の束に、変性した頚椎椎間板が侵入し、さまざまな神経症状を引き起こす、コーギーに多い病気です。圧迫される神経の部位や程度によって、症状や重症度は異なりますが、コーギーはとくに頚椎、いわゆる首のヘルニアを発症しやすく、腰や背中の痛みを訴えます。また、前肢や後肢の運動失調が進行すると、自力での排便や排尿が難しくなります。

コーギーの頚椎椎間板ヘルニアは、症状が進むと、外科手術でも回復が難しくなります。

軽度:
頚椎椎間板ヘルニアの痛みのために、首をすくめて動くのを嫌がります。背中の頚椎椎間板ヘルニアより痛みが強く、鳴き声をあげることもあります。
中度:
前肢や後肢の運動失調が出て、歩くときにふらついたり、転倒します。重症化すると起き上がれなくなります。
重度:
四肢の機能を失います。呼吸機能が妨げられ、急死することもあります。

コーギーは大変活発な犬ですが、成長期の健やかな体作りと、正しい知識に基づいた運動が大切です。また、遊び盛りの子犬時代から、足腰の負担を軽減する生活環境を心がけます。フローリングの床をカーペットなどすべりにくい素材にする、むやみに過度な運動は控える、肥満を回避して足腰に負担をかけない、などコーギーの頚椎椎間板ヘルニアの予防策はいろいろあります。

コーギーの股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)

コーギーに見られる遺伝性の病気です。股関節の異常により、片脚を引きずったり、腰をふりながら歩いたり、正しいお座りができずに横座りをする症状が見られます。
体重が増加し、動きが活発化する生後6カ月~1歳頃のコーギーで気付くことが多いです。ただし、生後4カ月くらいでチェックできる検査法もあるので、気になる場合は獣医師に相談しましょう。

発症しても、軽度のうちに適切な治療や対処をすることで、穏やかな日常生活を送れるものです。関節への負担を軽減するためには、肥満防止は必須。また、カルシウムの取りすぎもリスクとなります。むやみにサプリメントなどをあげず、獣医師との連携を大切にしましょう。

股関節形成不全のほか、前十字靱帯断裂、肘関節形成不全などの骨や関節の疾患を呈するコーギーもいます。

コーギーのてんかん

脳内の異常により、発作的に、けいれんや意識障害を起こします。泡を吹いて倒れることもあります。発作が治まれば、すぐに元通りになりますが、徐々に発作の時間も頻度も増す傾向があります。
別の原因により、てんかん様の発作を起こす場合もあるので、まずは検査による正しい診断が求められます。その上で、投薬で発作を抑える治療法が一般的です。

コーギーの皮膚の病気

急性湿性皮膚炎:
かゆみの強い急性の皮膚炎です。ノミやダニなどの接触性、アトピー性、アレルギー性、脂漏性など、原因はさまざまですが、犬がかゆがって、なめたりかいたりした結果、病変部の診断が困難になることが多いです。早期の発見と対応が、正確な診断と治療に結びつきます。
膿皮症:
皮膚が化膿する症状で、とくに目や口の周り、四肢のつけ根などにあらわれます。かゆみを伴う発疹から、脱毛、色素沈着、ひいては腫脹や膿瘍などを引き起こします。過度のシャンプー、あるいは不適切なシャンプー剤などが原因のひとつに挙げられますが、化膿の状態も原因となる細菌の種類もさまざまなので、適切な診療が望まれます。

もし何か異常を感じたときは、すぐに動物病院での診療をお受けになる事をお勧めします。

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