ラブラドールレトリバーの病気

ラブラドールレトリバーの病気 01 :
ラブラドールレトリバーの病気

ラブラドールレトリバーの病気

世界的な人気犬種とあって、残念ながら頻繁な繁殖に由来する遺伝性疾患など、多発する病気がラブラドールレトリバーにはいくつかあります。

ラブラドールレトリバーの股関節形成不全
(こかんせつけいせいふぜん)

ラブラドールレトリバーの代表的な遺伝性の病気です。股関節の異常により、片脚を引きずったり、腰をふりながら歩いたり、正しいお座りができずに横座りをする症状が見られます。

体重が増加し、動きが活発化する生後6カ月~1歳頃のラブラドールレトリバーで気付くことが多いです。ただし、生後4カ月くらいでチェックできる検査法もあるので、気になる場合は獣医師に相談しましょう。

発症しても、軽度のうちに適切な治療や対処をすることで、穏やかな日常生活を送れるものです。関節への負担を軽減するためには、肥満防止は必須。また、カルシウムの取りすぎもリスクとなります。むやみにサプリメントなどをあげず、獣医師との連携を大切にしましょう。

股関節形成不全のほか、前十字靱帯断裂、肘関節形成不全などの骨や関節の疾患を呈するラブラドールレトリバーもいます。

ラブラドールレトリバーの悪性腫瘍

ラブラドールレトリバーは、悪性腫瘍ができやすい犬種です。とくに悪性リンパ腫という全身性のガンは、6~12歳のシニア期にさしかかったラブラドールレトリバーに多く発症します。皮膚腫瘍は、スキンシップの強化により、早期発見が可能です。実際、飼い主が愛犬の腫瘍を発見することが多く、日頃の健康チェックが大切です。

悪性リンパ腫の症状としては、嗜眠、体重減少、食欲不振などが見られます。肝臓や脾臓の腫大がある場合は、ラブラドールレトリバーの肝臓や脾臓あたりの腹部のふくらみも見られます。リンパは全身をめぐっているので、顎の下、後肢のつけ根のそけい部、わきの下などの腫れやふくらみも、チェックポイントです。

ラブラドールレトリバーの皮膚疾患

アレルギー性皮膚炎、急性湿性皮膚炎などの皮膚炎を患いやすいです。ラブラドールレトリバーは垂れ耳なので、日頃から耳のケアに気を遣い、高湿度の気候下ではとくに、清潔と乾燥を心がけましょう。

耳の中が炎症を起こし、外耳炎や耳血腫を起こすこともあります。首を傾ける、首を振る、耳を頻繁にかく、耳を触らせないといった症状が見られたら、耳の中の病気が疑われます。

ラブラドールレトリバーの目の病気

進行性網膜萎縮:ラブラドールの遺伝性疾患。網膜が薄くなって、視力の低下を引き起こし、失明に至ります。初期は、夜間の視力障害が見られ、次第に昼間も見えづらくなっていきます。遺伝子検査が可能です。

白内障:先天性の白内障が比較的見られます。若犬のラブラドールでも発症します。 眼瞼内反症:先天的にまぶたが内側に反転する、いわゆる逆さまつげ。涙眼による皮膚炎や、まつげの刺激による角膜炎を起こしやすくなります。

瞼内外反症:先天的にまぶたが外側に反転し、主に下のまぶたが赤眼の状態になります。結膜表面が露出するため、結膜炎を起こしやすいです。

もし何か異常を感じたときは、すぐに動物病院での診療をお受けになる事をお勧めします。

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